日本ハム、日本シリーズは残念でしたね。
弊社においても多くの社員が熱心に応援をしていました。ある社員などサヨナラ負けを喫した第5戦の次の日に、
「もうだめだ。昨日の試合のことを思い出すと仕事をやる気力が減退する」
「野球なんか見るんじゃなかった。仕事に差し支える」
「よし今日は絶対野球見ないぞ」
「今日試合ないよ!」(第5戦の翌日は移動日で試合がありません)
などとお約束のツッコミが始まる始末でした。
さて、日本シリーズも終わりプロ野球はすべての日程を消化しました。サッカーも残す日程はあと少し。シーズンオフが近づいてきましたが(バスケはこれからですね)、この時期になると毎年選手の引退があります。
今年はセレッソ大阪の西澤明訓選手が引退を表明している以外、大物選手の引退はないようですが、去年はサッカーではジュピロ磐田の名波、セレッソ大阪の森島など、一時代を築いた選手が引退しました。
自分はスカパーに加入しているのですが、スカパーのいいところは試合が終わった後のセレモニーなどももらさず放映してくれるところです。
特に森島の引退セレモニーなどは、花束贈呈の後、森島がおもむろに背番号8のついた自分のユニフォームを脱いで日本代表の香川にそれを無理やり着せ、「この番号頼んだぞ」と言って遠まわしに来期の他チーム移籍阻止するところや、またマスコットの着ぐるみが守るゴールに4本シュートを放って枠にいかず、最後に香川からのパスをもらってやっとシュートを決めるところまで延々1時間あまさず放映してくれたものですから、ついうっかり全部録画してしまったものです。
さてプロ野球では、大物中の大物の引退がありました。言うまでもなく清原です。
彼の引退セレモニーは、オリックスでの最終試合に行われたものが盛んにテレビで映されていましたが、実は西武ドームでおこなわれた埼玉西武ライオンズとの最終戦でも引退セレモニーが行われていたのでした。
オーロラビジョンに、西武時代の清原の勇姿が映し出される中、まず最初に現西武監督でAKD時代の先発の柱でもあった渡辺久信が花束を贈呈し、現背番号3である中島裕之がそれに続きました。そのとき、清原がユニフォームを脱ぎ始めると、実況が盛り上がり始め、「交換したユニフォームを清原が着たら大変なことですよ!」などと言っていましたが、なんのことはなくそのまま中島とユニフォームを交換し、ライオンズブルーの背番号3をつけて球場内を歩いたのでした。もっとも中島のサイズのユニフォームだったのですごくきつそうではありましたが。
[youtube:https://www.youtube.com/watch?v=RtVXCml4jFo]
さて、テレビでも放映されていたオリックスホーム最終試合での引退式ですが、ご存知のとおり清原のテーマ曲である「とんぼ」を歌いに長渕剛が駆けつけていました。テレビではその様子が数十秒ほどに編集されて流されていたと思いますが、実はこの演奏は九分近く行われており、サビの部分だけで延々五分以上やっていたのです。
なぜそんなことになったのかと言うと、長渕剛が「とんぼ」のサビをライブ会場ばりに観客に合唱させようと延々粘ったのが原因なのでした。
おそらく長渕剛は、試合中の観客の応援を聞いて、これだけの声が出てるのだから自分が歌えば同じくらいの声量で観客に歌わせることができると考えたのではないでしょうか。
しかし観客席のファンは、野球の応援で球場に来ているのであって長渕剛の歌を聴きに来たわけではないので、なかなか長渕剛の思うように歌わせることができなかったのはないかと思われます。
いつになったら終わるのか知れない演奏が続く中、延々涙を流しながら棒立ちになる清原を見ていたら、なんだか気の毒になってしまったのでした。
[youtube:https://www.youtube.com/watch?v=q9hcOgSILXc]
と言う具合に、スカパーに加入していると地上波では放送してくれない場面を見ることもできるのです。スポーツを見るならスカパーおすすめです。(社員R)