2010.01.26
dk

俺達のプロレスオールスター戦

リクエストに応えまして、プロレスに関するブログを掲載致します。

アメトーークという番組でプロレス企画をここ数年やるようになりました。
プロレス大好き芸人さんが、いろいろなエピソードを語るという企画ですが、
ゴールデンにこんな風にプロレスを見れるなんて何年ぶりでしょうね。

何年ぶりという言葉が示す通り、プロレス人気はかなり衰えています。
私自身最近のレスラーがあまり好きではないです。
プロレス人気1997年以降からかなり衰えだしました。

それはその年に総合格闘技「PRIDE」がはじまったからです。

打撃あり、投げあり、極め技ありが総合格闘技なので、
プロレスも総合格闘技には違いはないのですが、

いわゆる「大人の事情」というやつで
「プロレス」と「総合格闘技」とは分け隔てられて扱われています。

その中で「PRIDE」は「格闘技イベント」として、
一大イベントにまで発展し、大晦日での格闘技は今や定番です。

格闘技も大好きなのですが、プロレスが何より好きな私は、
ちょっとでもプロレス人気を取り戻そうと、
毎週木曜にはコンビニに並ぶ「週刊ゴング」を
最前列に並べてあげるというプロレスボランティア活動を数年前から行っていました。

にもかかわらず
「週刊ゴング」は休刊になってしまいました。
※ボランティア活動は、対象を「週刊プロレス」に切り替え今尚実践中です。

そしてテレビで1時間枠だった
新日本プロレスの「ワールドプロレスリング」が
30分枠になりました。
プロレスリングNOAHの中継は打ち切りになりました。

今プロレスは前代未聞の危機にさらされております。

どうしてだろう?と思い、
あまりプロレスに興味がない方に理由を聞くと
格闘技の認知度があがったせいか、

「真剣勝負じゃないから」

という声を多くききます。

ただ、実はプロレスにも
「ブック破り」という名で真剣勝負が存在します。

「ブック」とは「台本」を指します。
そしてそれは「プロレス」をしないという行為も意味します。
「大人の事情」ということで察して欲しいです。

有名なものとして

橋本真也VS小川直也戦があげられます

この試合はプロレスで一番むごい試合でした。

小川選手が最初から一方的に仕掛けます。
暗黙のルールとされている後頭部への蹴り、踏みつけはもちろん、
正面からの膝頭への蹴り、背骨や頚椎に向けての肘打ちといった凄惨な試合になりました。
試合の体をなしていない(大人)、ただ一方的な試合でした。
試合自体にテンポもなく、見ていて非常に不快になりました。

PRIDEもDREAMも実際見に行ったことはありますが、
入場と煽りPVが流れている時が一番盛り上がり、試合中はそこまで盛り上がりません。

このように真剣勝負が全てではないのです。

メジャー団体は勢いを失いましたが、インディーズ団体は逆に盛り上がってきていると思います。

団体間の交流も進み、多種多様な形をプロレスは今みせています。

実際「真剣勝負じゃないから」という人をプロレスに連れて行ったら
とても興奮して喜んでました。

機会がないからという方も多いと思います。

とにかく一度足を運んでみてください。

行けばわかるさ(猪木さん)

dk

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