今回は携帯用XHTMLについていろいろ書いていきたいと思います。
モバイルサイト3キャリアはGoogleモバイルやYahoo!モバイルなどの検索結果にモバイル向けサイトとして表示させるため、
検索エンジンに携帯向けサイトとして判別させる必要があります。
以下はそれぞれのキャリアごとのドキュメントタイプです。
・docomo
<?xml version=”1.0″ encoding=”utf-8″?>
<!DOCTYPE html PUBLIC “-//i-mode group (ja)//DTD XHTML i-XHTML(Locale/Ver.=ja/1.0) 1.0//EN” “i-xhtml_4ja_10.dtd”>
<html xmls=”https://www.w3.org/1999/xhtml” xml:lang=”ja” lang=”ja”>
・au
<?xml version=”1.0″ encoding=”utf-8″?>
<!DOCTYPE html PUBLIC “-//OPENWAVE//DTD XHTML 1.0//EN” “https://www.openwave.com/DTD/xhtml-basic.dtd”>
<html xmls=”https://www.w3.org/1999/xhtml” xml:lang=”ja” lang=”ja”>
・Softbak
<?xml version=”1.0″ encoding=”utf-8″?>
<!DOCTYPE html PUBLIC “-//JPHONE//DTD XHTML Basic 1.0 Plus//EN” “xhtml-basic10-plus.dtd”>
<html xmls=”https://www.w3.org/1999/xhtml” xml:lang=”ja” lang=”ja”>
3キャリアそれぞれ別のソースをつくるので、更新、修正などがあった場合非常に大変になってしまいます。
そこで3キャリア共通で使えるテンプレートが無いかなと思う訳です。
以下が3キャリア共通のテンプレートです。
<?xml version=”1.0″ encoding=”UTF-8″?>
<!DOCTYPE html PUBLIC “-//WAPFORUM//DTD XHTML Mobile 1.0//EN” “https://www.wapforum.org/DTD/xhtml-mobile10.dtd”>
<html xmlns=”https://www.w3.org/1999/xhtml” lang=”ja” xml:lang=”ja”>
<head>
<meta http-equiv=”Content-Type” content=”application/xhtml+xml; charset=UTF-8″ />
<meta name=”keywords” content=”キーワード” />
<meta name=”description” content=”ページ説明” />
<meta name=”robots” content=”index,follow” />
<title>(タイトル)</title>
</head>
これで、更新の手間を減らす事ができます。
ここからは、HTMLとXHTMLの違いはなんなのかというのを書いていきます。
相違点は主に、
1. 文書は整形式でなければならない
2. 要素名及び属性名は小文字でなければならない
3. 非空要素には終了タグが必要である
4. 属性値は常に引用符で括られなければならない
5. 属性の省略化はしてはならない
6. meta、hr、br、img などは、空要素として書く
7. 属性値内での改行を含む複数の空白は1つと見なす
8. スクリプトおよびスタイル要素の定義が異なる
9. 要素の入れ子などSGMLの排除機能を再現できない
10. ‘id’および‘name’属性をもつ要素は、‘id’属性を使用する
などです。
まだまだ携帯サイト作成に関する事はありますが、今回はここまでにさせて頂きます。
ishi