2012.02.23
tel

lose control

さて、今回はjavascriptのお話。
javascriptといえばWebプログラミング界において東の横綱。西の横綱についてはそれぞれ人によって異なるでしょうが、Webプログラミング界の中でこれほどメジャーなプログラム言語は存在しないと言っていいかもしれません。
PHPやJava、C#など他のWebプログラム言語がサーバー上で何かをするために使われるのに対して、javascriptはクライアント、つまりはブラウザ上で何かをするために使われるものです。
それはたとえばアラートを出すためであったり、サーバーにデータを送る前に入力をチェックするためだったり、もしくは何かをドラッグして動かせるようにするためだったり。
今風のリッチなWebサイトを作るためには欠かせないもの。それがjavascriptなのです。
さて、つい先ほど「javascriptはクライアント、つまりはブラウザ上で何かをするために使われるもの」と書きましたが、時は流れるもの、時代は変わるもの。そして時代が変われば人も、そしてその人のニーズも変わるものです。
「もうどうせだったら、サーバー側でもjavascript使えればいいんじゃね?」
そんな意見がでるのも至極当然、必然というものなのかもしれません。
そんな気楽な言い方かどうかは別として、とにもかくにもそんなこんなで産声をあげることになった、「サーバーサイドjavascript」なのですが、言うは易し行うは難し。
「Node.js」など特に有名なものもありますが、まだまだ群雄割拠といった感じです。
それでもjavascriptさえわかればサーバー上の処理が書けるようになる、というのはとても大きなメリットといえます。
しかし、クライアント上でのjavascriptがブラウザやPCの進化、さまざまなアイデアによって大きく進化したように、サーバー上でのjavascriptもきっと大きく進化していくのでしょう。
その進化に取り残されないよう、注目をしておく必要がありそうです。(tel)
クライアントがサーバーを飲み込んでいくかも?!
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