2012.03.01
社員R

浦和レッズのこと

Jリーグのサポーターの中でも、熱心な人はアウェーの会場に足を運び応援しています。
そんなサポをやっているお父さんにとり、年に数回のアウェー遠征は奥さんに遠出を認めさせる数少ない説得材料であります。それの行き先が札幌ともなれば、サッカーの応援という名目で、すすきのに遊びに行く口実となるのです。
ゆえ、全国のJ1サポはコンサドーレ札幌のJ1昇格を待ち焦がれているのですが、数年に一度しかいられず本当に申し訳ない限りです。

さてJ1クラブの中でも最強のアウェー動員力を誇るクラブといえば浦和レッズです。
3/24には札幌ドームにレッズを迎えてのゲームがあるので、その前後日、札幌の街には赤いユニフォームを身にまとったサポーターを散見することでありましょう。

しかし、なぜ試合が始まる前からレプリカユニを着ているのか不思議になりますね。これ前に札幌に来た知り合いのレッズサポに聞いたところ、彼らは飛行機に搭乗した時点ですでにユニフォームを着用しているのだそうです。一体どういう気合の入れ方なのかよくわかりませんが、飛行機を占める乗員のほとんどが赤いユニフォームに身を包む光景は壮観だったとのこと。

そうそう、この3/24前後は赤いサポーターで飛行機が埋まるので、出張を予定している人は気をつけたほうがいいかもしれません。おそらく5000人単位のオーダーで大挙しますので、冗談抜きで飛行機は取りにくくなると思います。

それにしてもいかに動員力に優れるレッズサポといえど、この札幌への人数は特別多いように思えます。これはなぜなのかというと、以前レッズはJ2に降格したことがあって、一年でJ1に復帰するのですが、その年のJ2一位はコンサドーレ札幌でした。2000年シーズンのことです。そしてこの年、レッズは一度も札幌に勝てなかったのです。この時のことを今も覚えていて、未だに札幌をライバル視しているサポが結構な数いるのでした。
まったく、一時はアジアクラブの頂点にたったビッグクラブにライバル視してもらえるとはありがたいことであります。そんなこともありレッズサポは札幌がJ1に上がると大挙してやってきて、思う存分北海道観光を堪能して帰っていくのでした。

また彼らはその人数だけではなく、応援もまた圧巻です。ドイツスタイルの地響きするような応援は今年もまたホーム札幌の応援を圧倒することでしょう。

3/24 16:00からの札幌ドームの試合は、興味の有る方は脚を運んでみるといいでしょう。きっと野球とは全く異質な面白いものを見ることができますよ。

社員R

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