2012.12.20
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いやほんとに、グイーンってきたと思ったらドーンてなるんですよ!

先日、東海地方への出張がありました。
実は公私を問わず東海地方へ行ったのは生まれて初めてだったので、ちょっとした旅行気分でした。
そんなわけで今回は特別編でお送りします。
まずは岩見沢を脱出します。
いきなりワンマン車とかちょっと地味な電車ですね。
北海道から東海へ向かうには海を超えなくてはいけません。
もちろん、その準備も万端ですよ。
!
!!
!!!
ということで、実は今回は苫小牧港からフェリーで名古屋港へと移動なのです。
その予定時間はなんと39時間半!実に2日弱という長丁場。日曜の夜から火曜日の午前までかかるというすでに移動だけで旅行みたいな工程なのです。
では早速その船旅の模様をざっと振り返ってみましょう。
乗り込んだら、まずはベッドへ移動しましょう。
今回の寝室はカプセルホテルのようなベッドだ、と聞いていたのですが、実際のところどうなのでしょうか?
なるほど確かにカプセルホテルみたいですね。上に写っているようにテレビも完備されていますね。
おお!なんだか吹き抜けでおしゃれなホール!
手ブレがひどいですが、ゲームコーナーもありますね!
(ちなみに、ここにあった格闘ゲームをプレイしてみたところレバーが斜め上に入らずに前ジャンプできないという斜め上の結果となりました)
とりあえず晩御飯を食べましょう。海の食事と言えばもちろんカレーですね!
お風呂にも入ったし、とっくに携帯も圏外なのでテレビでも見ながら寝ましょう。
そして翌日
仙台港に寄港です。
仙台までの乗船券の人は当然ここで降りることになります。
また仙台から乗る人もいるため、3時間弱ほどの停泊です。
かつてはこの間に一時的に下船できたそうなのですが、現在は3.11の影響で一時下船が認められなくなりました。
仙台港にいる間に携帯の電波も回復したので、ここでひと通りの連絡と現状の把握を行います。

えーと、どうやら本日は大時化の予想とのことで、まさに大荒れの航海ということになりそうです。

写真からは全く伝わらないとおもいますが、この時大荒れでザーザーザブンザブンバシャンバシャンの状態でした。
船内ではこんなステージなんかもあったりしたのですが(この段階でも船は大揺れです)、この時点で完全に船酔いを起こして即ダウンと相成りました……
しかし、次の日にはすっかり海も穏やかに!
やった!港に到着だ!
ということで、40時間(実際には時化で到着が遅れて42時間)の長旅だったのですが、あまり写真がないのはぶっちゃけ一人だとそんなに盛り上がらないというか、船は動いているのですが自分が動ける範囲は決まっているのですぐにネタが無くなってしまったという悲しい事実がありまして。
40時間乗った感想として

  • やっぱり一人だと寂しい。
  • とはいえ、部屋にはテレビがあったので退屈で死ぬほどではない。
  • あ!あれ忘れた!というときに頼りになる売店。
  • しかし立ちはだかる、売店の強気の値段設定問題。
  • 7mの波はハンパない。慣性がかかって綺麗に歩けないほど。

といったところでしょうか。

ですが、もともと日常生活ではそれほど船に乗る機会というものもないもので、それも40時間ともなるともはやそれだけで一笑いにはなりそうなイベントではあります。
そういう意味ではそこそこいい体験だったと思います。やらないで後悔するよりやって後悔しろ、なんて言葉もありますしね(ダジャレです)。
ただし、もし次に乗る機会があるなら一人では乗りたくないです!(tel)

ちなみに
流石東海地方!
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