IGF

大晦日は皆さん紅白を見て過ごされた方が多いと思いますが、
IGFを見て過ごしました。

IGF＝イノキ・ゲノム・フェデレーション
これは何かといいますと、
アントニオ猪木さんが旗揚げしたプロレスイベントです。
月1の興業を行っていて、
総合格闘技ルールの試合や、プロレスの試合など
団体や枠にとらわれないマッチメイクが特徴のイベントです。

今回のIGFのメインイベントは、
藤田和之VS小川直也

小川選手といえば、バルセロナ五輪で銀をとって、
その後新日本プロレスに入団、
橋本真也との試合で、歴史に残るブック破りをやった「危険な」レスラーです。
小川選手と藤田選手とは入団時期としては同期ですが、
バルセロナで銀をとって鳴り物入りでデビューを飾った小川選手とは
対極の道を歩みます。
その後両者ともに新日を退団し、総合格闘家の道を歩みましたが、
決して交わることのない両者でした。
常に小川選手はエースであり、藤田選手はその背中を見続けていました。

そしてついに藤田選手は小川選手と決着をつけようということになったのです。
※藤波と長州になんとなく近いものを感じます。ライバルアングルですね

試合はyahooニュースにもでていましたが、
レフリーストップで小川選手勝利で終わります。
そして内容的には小川選手が圧倒してました。

五輪で銀をとるというということは、
柔道家として強いということもありますが、
アスリートとしても非常に優れているわけです。
なので寝技、投げ技はもちろんですが、
立ち技もしっかりこなします。
とにかくバランスがいいんですね。

藤田選手もアマレスで全日本学生選手権4連覇という実績を持ちますが、
小川選手の敵ではありませんでした。

実際みていて、まぁプロレスが下手な二人でしたね。。。。

試合もさることながら、何よりもアントニオ猪木さんのイベントなので、
何かやるだろうということで、それに期待していたところもありますが、
ちゃんと、１，２，３ダー！はやってました。

途中パキスタンの在日大使の方が登場して、IGFとパキスタンの交流にふれ、
謝辞を述べていましたが、いつもののりで、闘魂ビンタを大使にしちゃうんじゃないかとちょっと期待しました。

パキスタンといえば、アントニオ猪木がパキスタン遠征のさい、
パキスタンの英雄、アクラムペールワンにガチンコを一方的に仕掛けられるも、
相手の腕を折った事件で有名ですが。交流はあるものですね。
※ちなみに北朝鮮でも興業をやったことがあります。

これがシューティング・ガチンコのサインです。
相手がこれをだしたらこの試合はガチンコでやろうという意思表示になります。
実際このサインをだしてるとこは見たことありませんが、
みかけたら、その試合はガチンコだと思ってください。

また、1/4は毎年恒例新日本プロレスリングの東京ドーム興業です！
シューティングのサインがでることは100％ないでしょうが、
かなり華やかで面白い試合がみれると思います！

楽しみですね！

dk