もう2か月近く前のことですが、札幌を舞台とするシティマラソン、北海道マラソンに出場させて頂きました。きっかけは5月中旬のこと。とある経営者の会食で北海道マラソンの運営サイドである寺町さんに知り合うことからはじまりました。私「僕出るのですか?マラソン。走ったことないのですが、、、」寺町さん「はい、でます!出てください。」なんか確定口調で言われれある意味諦めがついたような。。。。ちなみに寺町さんはこんな方
その後出れない言い訳を考えたのですが、そんなの思いつくも訳もなく日時だけが進みます。その後、一人練習で2キロで歩き出して、これはもうダメかも、、、なんて思いながら思ってるだけで練習もせずに日時だけが進みます。コロナの隙も見ながら会食も行くので体は重くなるばかり、、、
その後経営者チームでの練習が始まります。日曜日の朝6時に公園に集まり練習するとのこと。それ、行けない言い訳が少ないやつじゃん、、、しかも土曜日は深酒できないし、、、健康的なんだけど逃げたい(笑)そんな練習も数回に渡り参加。30キロ走もなんとかクリアして徐々に本番に体を作っている自分がいました。
そんなこんなんでレース当日。今回は橋本聖子さんと札幌オリンピック招致キャンペーンしながら走るというテーマでゲストランナーゾーンからの出発で、スタート前から気分はあがります。スタートした瞬間、2時間台の選手に飲み込まれるように、川の流れで立ち止まっているのか?とさえ思える状況で自分のペースだけを意識しながらスタート。
スタートはみんなで出たのに気が付くと3人、2人、そして30キロから孤独との闘いが始まりました。とはいえ、沿道には自分も含めた挑戦する方を応援してくださるたくさんの観客から声援が本当に足を進めるごとに力となりました。5時間7分程で無事にゴール。当日は当社から3名で出ておりましたが無事全員が完走できました。
最初は逃げ腰で参加表明を始めて周りにも出ることを言って自分を追い込んでてなんとかゴールしてみると、一つ大きな経験をしたなと思ってくるようになりました。札幌という街をレース会場に、そして市民ボランティアの皆さん、一緒にチャレンジをしているランナーなどなど。いつも自動車や自転車など道具を利用した乗り物ばかりで本当の自力での走破、でも周辺環境がなければできないという何とも上手には言えないのですが新しい経験と感謝が溢れる1日でした。来年は出るのか?ともよく聞かれるのですが、走るか応援するかはわかりませんが何らかの関わり方をして自分と他者とこの街のすばらしさを再認識する機会になればと思っています。
今年の夏のいい思い出になりました。まもなく秋も深まりすぐに冬です。ウインタースポーツも楽しまなきゃ!
前田