2023.08.02
F生 一般

今年読んだ長い書名の本のお話

時候の挨拶からの・・・

毎日、暑いですね。北海道なのに、暑いです。

暑いといえば、厚い文庫本のお話をしましょう(←暑さで何かを見失ってる)。
世間では、京極夏彦先生の「絡新婦の理(じょろうぐものことわり)」が一番ブ厚い文庫本ということになってます。
1408ページもあります(って、持ってないし、読んでないです)。
ブ厚い本は、俗に鈍器本と呼ばれてますが、枕としても重宝しそうですね。
寝苦しい熱帯夜に、お一ついかがでしょう?(余計寝苦しいわ、って自分にツッコんでみる)

で、自分が持っている本で、一番厚い文庫本は何か・・・

書籍全般とすると「日本語大辞典」とか「死ぬまでに観たい映画1001本」とか、いろいろ取り留めがなくなりそうなので、
文庫本に限定します(← 文庫本って最初に書きましたよね。やっぱり暑さで放心状態です)。

部屋の中を見回してみて、ざっくりと見た目が厚そうな本を抜き出してみます。

「大相撲なんでも七傑辞典」(講談社+α文庫)610ページ
なんでこんな本を持っているのか、ってことは置いといて、意外とページが少ない。紙質がいいからなのか・・・。

「大江健三郎自選短篇」(岩波文庫)840ページ
ほう、さすがはノーベル賞作家(という感想は本質ではない)。

「エンディミオンの覚醒(下)」(ハヤカワSF文庫)718ページ
あれ、大江先生より厚く見えたのに。。。
そして下巻とかは無しにしよう(って、意味のないルール作り)。

「E・A・ポー」(集英社文庫)828ページ
ポーも大江先生に敵わなかったか・・・。
ポケットマスターピースシリーズの一冊だけど、シリーズものも無しにしよう(って、子供の独り遊び状態)。

「白夜行」(集英社文庫)860ページ
お、直木賞作家の東野先生が、芥川賞作家の大江先生に勝ちました!(だから、どうしたって話ではありますが)。

で、厚い文庫本の1位が決定か、っていうと実は隠しダマが・・・(誰に隠してる?)。

「ブレスト公論」(徳間文庫)1132ページ
きたーっ、圧勝!!!(誰に??)

※ページ数のカウントは個人の裁量です。

ということで、出前館のかき氷(ブルーハワイ味)が届いたので、休憩します。

かき氷を食べて気づく・・・

あー、暑さが緩和されて気づきました。
厚い文庫本のお話じゃなくて、「今年読んだ長い書名の本のお話」を書くのでした。。。。

もう十分書いたし、暑いので、これでいいかなって気持ちになってきました。
ブログの題名を「私が持ってる厚い文庫本のお話」に変更すればいいんですよね。

じゃ、いったん変えてみます。
それで最初から読んでみます。

・・・なんかしっくりこないですね。
やっぱり、「今年読んだ長い書名の本のお話」に戻しましょう(もはやメタブログ状態です)。

今年読んだ長い書名の本のお話

ようやく本題にたどり着いたのですが、紙面に限りがありますので、端折っていきましょう(オイオイ)。

ウィキペディアによると、一番長い書名は「ロビンソンクルーソー漂流記」の正式名らしいです(紙面がないので、各自確認すること)。

村上春樹先生の「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」21文字(中ポツ込み)ですが、今年読んだ本ではないので対象外(紙面がないって言ってるのに・・・)。

駆け足で書名だけ並べましょう。
「ポップス歌手の耐えられない軽さ」(文藝春秋社)15文字
(サザンの桑田さんの週刊誌連載のエッセイ)

「世界からコーヒーがなくなるまえに」(青土社)16文字
(いつも飲んでるコーヒーが・・・)

「深夜バスに100回ぐらい乗ってわかったこと」(スタンド・ブックス)21文字
(極私的国内紀行文集)

「生命科学者たちのむこうみずな日常と華麗なる研究」(河出文庫)23文字
(エラい学者さんたちの破天荒な人生)

で、↑これで「今年読んだ長い書名の本」の1位が決定か、っていうと、実は隠しダマが・・・(誰に隠してる? という繰り返し・・・暑い)

「千葉からほとんど出ない引きこもりの俺が、一度も海外に言ったことがないままルーマニア語の小説家になった話」(左右社)51文字
(内容は書名のとおり)

優勝!!!
(なんのこっちゃ)

※すべてはこの暑さで太陽が黄色く見えたせいです。。

ちなみにタイトル写真は「今さら誰にも聞けない上級者の勝ち馬券の買い方」(落馬社)22文字 のイメージです。

F生

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