ご無沙汰しております、なかなか、ひとつの真実にたどり着けないKeIです。
先日、知り合いと
A:「採用とかの面接に参加したことはあるんだけど、近々、今までに経験していないかたちで対応するんだよね…。」
A:「どんなもんかな…っと調べたりしている。」
K:「う~ん、私も対応したことはあるけど…」
何のアドバイスも出来ず、だった。
そういえば、以前の会社で採用に向けての面接(顔合わせ)を対応した最初の頃は緊張した…なんて思い出した。
自分の記憶って、「あれ?この部分何だっけ?この部分だけ、はっきり思い出せない…」みたいなことがたまにあります。でも、その部分以外は、実際にあった事実なので、記憶(認識)は基本的に100%の自信がありました。
『錯覚の科学』を読み進めると、実際にあった事実だから100%確かだと思っていた記憶が、全くあてにならないケースを多々突き付けられます。
私が今まで1ミリの疑いもなく事実だと思っていたことは、本当にはなかったことなのか?…
ぐらぐらと自信が崩れ、根本を揺さぶられ、とても興味深い内容の本です。
パソコンでインターネットを使って色々な情報にアクセス出来る
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(仕組みがわからなければ)
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パソコンの中に大量の情報がある
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ただ、ひとたびインターネットに繋がらなくなれば、何も新しい情報にアクセスできない
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パソコンに大量の情報があったわけではないことがわかる
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ただの受信機だ!
私たちの記憶は、あまり正確ではないケースを読み進めてきた
そうすると私たちは…
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情報を蓄える必要がないのか?
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だって、どうせ事実を正確に記憶すらできない…
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記憶なんて不確かだから、
目の前にいる相手を見たり、インターネットにアクセスしたりしてその場で情報を入手する。
↓
ただの受信機?(Oh…そんなわけない…)
わかってきたようで、どんどん難しくなってきた。
そういえば、コーダーの方の面接のときは支援ツール無し、手打ち(テキストエディタ)でサイトを作れるかの質問をしている場面に何度か遭遇した。
昔は手打ちで出来るくらい理解していないとね…って雰囲気が、私の周辺の一部にあった。
調べることが大変だった時代を過ごした人と、
上手に調べることが重要で、わざわざ覚える必要がない感覚を過ごした人では、それは大きな違いがあるんだろうと思うと、色々な人の考え方を聞きたいなと、わくわくする。
あれ…?結局なんのお話だったんだ?
『錯覚の科学』お勧めです!
KeI