2024.05.29
クローバー

ライラックのおはなし

こんにちは。

札幌には長く住んでいますが、いつでも行けると思うと行かない場所やイベントがたくさんあり、一昨年は秋に北大のイチョウ並木を見に行ったのですが、今回は札幌の市木である「ライラック」を眺めに行ってきました。ライラックは好きな花の一つです。

家では「姫ライラック」というコンパクトなものを育てています。一昨年迎えたのですが、今年初めて綺麗な花を咲かせてくれました。

花を眺めながら美味しいワインでも一杯!と思い、先日、大通公園のライラックまつりも行ってみたのですが、人気の飲食店が出店していることもあり、お天気も良かったせいか予想以上の人出でワインは断念・・せっかく行ったのですが写真もうまくとれず、近くのごはん屋さんでおなかを満たして帰宅しました。

もう少しゆっくりライラックを堪能したいなぁ・・・ということで、川下公園のライラックを見に行ってきました。

平日の昼間に行ったので、お散歩しているわんちゃんとライラックを見に来た方が少ししかいなくて写真もゆっくり撮れました。いろいろな品種があってとてもきれいでしたよ。

◆日本のライラックの歴史 ※川下公園ウェブサイトより引用

日本に初めてライラックが持ち込まれたのは1879年とされています。
当時、函館市のイギリス領事であったリチャード・ユースデンは「病気の人が病院を必要なように、健康な人には休憩する場所が必要だ。」と函館市民に訴え、函館公園が完成しました。その時に、ユースデン夫人はイギリスから西洋クルミとライラックの苗を取り寄せ植栽したのが始まりとされています。
一方、札幌市ではスミス女学校(現・北星学園女子中学高等学校)の創設者である、サラ・C・スミスが1890年にアメリカに一時帰国した際に、自分の庭のライラックの苗を札幌に持ち込んだのが始まりとされています。
その後、スミス女子が持ち込んだライラックを札幌市民が株分けしたり、何らかの方法で札幌市に持ち込まれたライラックが市内に普及されたとされ、札幌市におけるライラック普及の歴史は謎が多いのが現状です。
しかし、札幌市は1800年代後半から1900年代前半に欧米の文化や技術の影響を受けて発展しました。札幌市民にライラックが愛されるのはこのような歴史的背景があったからかもしれません。

7月上旬まで楽しめるそうなので、公園でバーベキューやピクニックついでにライラックも堪能されてはいかがでしょうか。

ではまた!

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