2025.06.30
イノシン

『孤独のグルメ』ファン必見!札幌の隠れ家焼肉「肉の浅鞍」体験記

初めまして、イノシンと申します!

今回が初めてのブログ担当ですので、簡単に自己紹介させてください。
趣味はゲーム・ガジェット・アニメで、特に好きなゲームは『ゼノブレイド』シリーズ、『デス・ストランディング』で、ガジェットではトラックボールマウスがお気に入りです。

今回は、6月に家族で訪れた札幌の焼肉店「肉の浅鞍」をご紹介します。もともとこの店が一躍脚光を浴びたのは、2022年大晦日放送のドラマ『孤独のグルメ』スペシャルで井之頭五郎さん(松重豊さん)が訪れたのがきっかけです。その名店を実際に体験してみたレポートをどうぞお楽しみください。

隠れ家への道のり

「肉の浅鞍」本店は、札幌市中央区・円山公園エリアの閑静な住宅街の奥にひっそりと佇んでいます。
最寄りの円山公園駅から徒歩10分ほどですが、目立つ看板はなく、路地を抜けた民家の間に入口が現れる仕組みです。この「辿り着きにくさ」が、これから始まる食の冒険への期待感を高めてくれます

昭和レトロな店内

扉を開けると、まるで普通の民家の玄関。靴を脱いで2階へ上がると、座敷のテーブル席が並ぶ家庭的な空間が広がります。テーブル上の七輪から立ち上る炭火の煙は、換気扇が回っていても店内に程よくこもり、香ばしい雰囲気を演出。煙で目が少ししみることもありますが、これこそが炭火焼きの醍醐味です。行く際は匂いがついてもよい服装で訪問されることをおすすめします。

名物お通し&炭火焼き

席に着くとまず運ばれてくるのは、お通しの「エビと椎茸」
新鮮なエビと肉厚の椎茸を七輪でじっくり焼き上げ、メインの肉を待つ間のひとときも至福の時間です。普通のお通しを超えたボリュームと美味しさに驚かされます

塩ジンギスカンの衝撃

いよいよ真打ち、「塩ジンギスカン」の登場です。
羊特有の臭みはほとんど感じられず、炭火でサッと炙ると脂の旨味がふんわりと香ります。付属の塩とごま油ベースの特製ネギだれを絡めて口に運ぶと、肉の柔らかさ・塩のキレ・ネギの風味が見事に三位一体に。これまで抱いていたジンギスカンのイメージを覆す逸品です。あまりの美味しさに思わず写真を撮りそびれるPONをやってしまいました。

圧倒的ボリュームのスーパーロース

ジンギスカン以外で特に印象に残ったのは「スーパーロース」です。
厚切りのロースは脂と赤身のバランスが絶妙で、炭火でじっくり焼くと香ばしさが際立ちます。口の中でとろける食感と圧巻のボリュームは、家族や友人とのシェアにぴったり。特別な日の食卓を華やかにしてくれる贅沢な一皿です。

まとめ

「肉の浅鞍」は、単に美味しい焼肉が食べられる店というだけではありません。分かりにくい場所へ行くワクワク感、昭和にタイムスリップしたかのようなレトロな空間、そして店主の気さくな人柄。そのすべてが一体となって、忘れられない食体験を創り出しています。

『孤独のグルメ』で五郎さんが感じたであろう、純粋な「食の喜び」。それを追体験できるこの場所は、まさに食の聖地と呼ぶにふさわしい名店でした。ぜひ予約して足を運んでみてください。最高の肉と煙が、あなたを待っています。

イノシン

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