2025.08.04
赤担のKKK

続・磁石の話

以前、こういう記事を書いたんですが、
先日、社内でMagSafeの良さを広めたつもりだったのに、あんまり伝わってなさそうな感じがしたので、また書きます。

MagSafeってなぁに(再掲)

Appleが開発した磁力による接続機能で、充電やアクセサリー装着を快適にしてくれる技術です。
2006年にMacBookの充電ケーブルとして登場し、2020年発売のiPhone 12からはiPhoneにも搭載されました。

アクセサリーの装着はそのままなんですが、充電に関しては、これ自体が“充電方式”というわけではなく、iPhoneにおいては、iPhone 12以前から導入されていたワイヤレス充電の「Qi」という規格にMagSafeを組み合わせることで、ワイヤレス充電時に“ズレ”が発生しないようにしています。

普及の状況(個人の見解)

アクセサリーに関しては、いろいろ出ているなと感じます。
「磁力で簡単に取り外しできる」というところで、三脚のアダプターだったり、カードを数枚入れておけるカードケースだったり……。
付けてる人をよく見かけます。

個人的には、近年端末が大きくなってきていることで、スマホリングを付けることで持ちやすさの向上につながっているなと感じます。
(スマホの持ち方も変わって、今まで小指に乗っける感じで負担がかかっていたのが、そこも合わせて解消できた)

充電については、充電速度が改善されないとなかなか広まらないかなぁと感じることが多いです。
やはり、有線での充電と比べてスピードは劣ります。
使ってる?って聞いても(???)といった反応をされることがとても多いです。

そして、けっこう発熱する印象です。勝手に熱くなって、端末温度上昇のために充電がストップしていることも、たま〜にあります。

磁力の便利さを体験してほしい

iPhone 12以降を持っている人であれば、MagSafe対応アクセサリーでも充電器でも、近づければくっつくので、まずは試してみましょう。トライ。

充電なんて、充電器側がスッと持ってるスマホに寄ってきて、パチッとくっついて充電がはじまる体験は、個人的にはもう戻れません。
(よく考えたら、Apple Watchも磁力で充電器にくっつきますよね。あれですね)

若干横道にそれる話かもですが、パチッとくっついてというのは、ある種の気持ちよさみたいなのがあると思ってて、音の気持ちよさと、くっつく体験。
nintendo switchのジョイコンみたいな……

これからの話

MagSafeはあくまでAppleが開発したものなので、Androidスマホでは使えませんでした。
(とはいえ結局は磁力なので、磁気リングを埋め込んだケースは全然販売されていますが)

が、ワイヤレス充電の「Qi」規格の次世代規格である「Qi2」は、Appleからの技術提供を受けて、MagSafeをベースに開発されているので、アクセサリーや充電器に互換性があります。

今年発売のAndroidスマホには、純正でQi2規格に対応したケースの販売がはじまってきているので、
前回この話を記事に書いたときから比べて、普及に向けてまた一歩進んだかなと、勝手に感じています。

みなさんもぜひ。


赤担のKKK

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