Webデザインは、「画面をレイアウトする」ことから「体験を設計する」ことに変わってきているなぁと、AIが色々な場面に活用されるようになってから感じます。
「カテゴリーから探す」「チェックボックスで絞り込む」といった手間を、AIがユーザの意図を理解することで解消するうごき。
フリマアプリに導入されている「AI絞り込み検索」は、「週末のちょっとしたお出かけに使える、5000円以内のきれいめなバッグ」と入力するだけで、AIが予算・用途・状態を自動で判別し、候補を並べる機能だそうです。
使ってみたんですが、便利だなぁと思う反面、個人的に検索窓に話し言葉というか、そういう言葉を並べるという考えがないので、あんまり使わないかもですが、、、普段からAIと対話してるような人にはぴったりなのかも。
あらかじめデザイナーが決めた「固定のレイアウト」を表示するだけでなく、生成UIでは、AIがユーザごとのその瞬間に合わせて、画面の構成要素をリアルタイムに組み替える。
フードデリバリーのアプリにおいて、今までは全員が同じトップ画面、お店を見ていましたが、「生成UI」では、仕事中のユーザには「15分で届くランチ」が、休日の家族向けだと「家族で楽しめるオードブル」が、それぞれ最適なレイアウトで自動的に組み立てられて表示されます。複数のお店が並ぶように要素を小さく並べるのか、写真を大きく見せて並べるのか・・・等
我々は、AIが画面を組み立てるための「デザインシステム」を揃え、その「ルール」を設計していかないといけないというところでしょうか。
Webサイトに対して「情報の提示」という役割はこれまでもありましたが、「タスクの実行」に変わってきているよねという話。
エージェント型インターフェースというみたいで、コンシェルジュみたいな感じですかね。
例えば旅行の予約だと、
「エリアを選択」→「日付を選択」→「条件にチェック」→「検索結果から選ぶ」→「予約者情報を入力」
と、多くのステップを踏んでいたのが、「来月の連休、予算5万円で泊まれる定山渓の宿を予約しておいて」と一言書くと、
AIが「条件に合う宿をリストアップ」→いくつかのプランを提示→最後ユーザが「OK」するだけ
で、予約と決済、カレンダーへの登録まで一気に完了します。
最初はこういうの任せるの怖いと自分も感じるので、ユーザーがAIに安心して仕事を任せられるような「信頼感」を設計することだったり、最後確認は人間がするので、そこのデザインを組み立てることが我々の仕事だなと思います。
効率化が極まる一方で、「あえて非効率な体験」への価値が高まっているとも思います。
AIが導き出す「答え」は効率的すぎて、ブランドが持つ「余白」だったり「情緒」を削ぎ落としてしまうことが時にはあります。
人によっては行き当たりばったりの、偶然の出会いを求めた旅がしたいかもしれないですし、私はネットショッピングもフリマアプリもキーワードちょっとずつ入れて絞っていきたい(?)し、こんな商品あったのか!を求めたいので、時間かけて探したい気持ちです。
あえて非効率なアニメーションを残したり、手書きの質感をわざとデジタルに落とし込んだりする「人間味」をもまた一つ、忘れちゃいかんと思いました。

家に何枚かレコードがあって、それを聞くために思い切ってレコードプレーヤーを買ったのですが、、、面倒ではあります。曲飛ばしもできない、片面30分くらいでいちいち針落して・・・といった体験にこそ価値があるとかなんとか。
そう言われるともしかしたら音質がいいかも・・・しれないぞ?という感じです。
ところで、6年前にここのブログに、人生の半分くらい応援してたアイドルグループが活動休止する記事を書きました。
いつかまたどこかのタイミングで、5人がステージに立つ時が~~と書いてましたが、
2026年の5月をもって活動を終了すると発表し、期間を決めて再始動、全国ツアーの開催が決まり、、、
幸運なことに自分は今週末に5人がステージに立つ瞬間を見ることができそうです。
「最後の曲」じゃなくて「最新曲」
「解散」じゃなくて「活動終了」
言葉ちょっと変わるだけで受け取り方が全然違って、助けられました。
こういった前向きな気持ち、言葉、持っておかないとなと思いました。
赤担のKKK