先日、夕張市の奥、かつて「大夕張」と呼ばれた旧鹿島地区に行ってきました。
ここでは、年に一度「沈んだ街あるき~夕張市鹿島地区~」という散策イベントが開催されます。
https://www.city.yubari.lg.jp/site/kanko/10526.html
このイベントは、夏季から初秋にかけての渇水期(8月〜9月頃)に、夕張シューパロダムの水位が大幅に低下するタイミングで開かれるものです。
2000年ごろまでは人が住んでいて、2015年ごろに夕張シューパロダムが完成したことで普段は湖の底に沈み、立ち入ることも目にすることもできない旧鹿島地区を、実際に歩くことができます。

↑水位があるとき(2025年8月撮影なので、おそらく水位が下がっている方ではある)
この水がある部分に、街があったそうです。
当日は、国道452号を三笠方面に向かって走っていくと、本来は入れないであろうダム湖方面への看板が出ていて、
駐車場へ案内されました。
当時の地図がプリントされた紙をもらって、それを頼りに散策を行いました。
住宅、学校などの建物基礎だったり、かつての生活道路や階段はある程度そのまま残っており、
当時そこにあった建物の写真と見比べながら散策できました。

食器だったり、「ファンタ」や「ポカリスエット」の空き缶、おもちゃといった当時の品々が転がっていたり、
浴室だったり建物の外壁に使われてたであろうタイルはそのまま残っていました。
レコードプレーヤーやテレビであろう家電も転がっていました。

かつて公園に設置されていて、地域住民に愛されていたモニュメント「キリンのキリ助」は、
当時の姿のまま立っているそうです。

散策中、かつて住んでいた方々が思い出話をしているのがとても印象的でした。
年に一度だけ現れる幻の街、ちょっとした探検気分を味わいつつ、歴史を感じるイベントでした。

赤担のKKK