2010.03.04
dk

都市伝説

最近お昼の時間には必ずといっていいほど都市伝説サイトを見ています。
怖い話と一緒に語られることの多い「都市伝説」ですが、
テレビでよくとりあげられてる都市伝説エピソードは、
結構前からネットでは当たり前のように流れていました。

昔は超常現象系のテレビは多くあったと思いますが、
「都市伝説」として最近再び脚光を浴びてきていると思います。

有名なものとして

AさんがBさんの家に遊びに行き、夜の更けてBさんの家を後にするも、途中で携帯を忘れたことに気づく、とりに戻るもBさんは寝ているらしく部屋は真っ暗で、Bさんを起こすのはよくないということで、暗い中を手探りで携帯を探し、家路に着く。
翌朝Aさんの下に警察がやってきて、Bさんが何者かに殺されたので話を聞きたいと言われ、現場を見に行くと
部屋の壁に「でんきつけなくてよかったな」という文字が書かれていた。

Aさんがガソリンをいれようとガソリンスタンドに寄った。支払いの際クレジットカードを出すと、店員に「これは偽装カードですね」といわれ、店内に無理やり連れて行かれる。
無理やり逃げようとするAさんに、
店員さんは
「後部座席にナイフをもった男がかくれて座っている、あいつはなんなんだ!」

あとは、ナタを持った男がベットの下にいるなど
みなさんもどこかできいたことがある話もあると思います。

これらは海外発のお話で、日本に渡ってアレンジされたものです。
オチがしっかりしているから伝わってくるんでしょうね。
ただ「日本で実際にあった話」という風な伝わり方をしています。

そんな中
この間地元の友人から電話がありました。

他愛もない話をしているなか、
友人「この話知ってる?先輩からきいた話で、本当にあったらしいんだけど」

八甲田山でカップルがドライブをしていた。
女性がトイレに行きたいということでとある峠のトイレで女性を降ろし、男性は車で待っていた。
しばらくすると、車内で待ってる男性は、何か空気が変わったと感じた。
気づくと車のまわりを十数人の軍人が囲んでいる。
あきらかに生きている人ではないと察し、耳をふさいでいると
車がガタガタ揺れてきて、男性はパニックに。
なんとか車を発進させてトイレにいる女性を残し下山。
翌日になっても女性は戻ってこず、警察に事情を説明し峠のトイレにいくと、放心状態の彼女がそこにはいた。
そしてあまりの恐怖体験からか髪がすべて白髪になっていたという。
結びに友人は
「その彼女、最近亡くなったらしいよ」

という話でした。
とりあえず友人に説教をしました。

青森でとても有名な都市伝説で、最近もなにも数十年前の話であり、
10年以上前からネットで流れはじめ、その時も「最近亡くなったらしい」というオチだった。

白髪は最初白髪で生えてくるもので黒髪が白髪になるのではない。

当時でいうところの大日本帝国軍人がわざわざ女子トイレまでいき、女性を脅かすなどということはありえない(私の主観ですが)。

八甲田山といえば雪中訓練中の連隊がほぼ全滅したという
「死の行軍」で有名です。
それをモチーフに何らかの話が融合してできた都市伝説だと思われます。

私の地元秋田でも、廃墟になったホテルに幽霊がでるという都市伝説がありますが、
行ってみると、電気が無いので真っ暗なので怖いことは怖かったんですが、

すぐ近くに古い住宅がいくつかあって、普通に生活しているので多分何もないのでしょうね。
むしろ夜中や昼間も肝試しに車でわんさかやってくるので迷惑だろうと思います。

いろいろ検証してみると結構面白いものです。

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