2010.03.11
chojiro

iPhone vol.3

「君は社会人のくせにスケジュール帳ひとつ持ち歩いていないのかい?」
「いいえ、私のスケジュール帳はコレです」
と、おもむろにiPhoneを取り出す。カッコイイ光景ですね。

iPhoneでスケジュールを管理するなんて、デキるビジネスマン(ウーマン)という感じがしませんか?

せっかく多機能な携帯端末を使っているのですから、電話・メール・音楽だけではなく、ビジネスシーンでもiPhoneを活用してみましょう。

そこで今回は「iPhone用カレンダーアプリケーション」をいくつか紹介したいと思います。

iPhoneの標準アプリケーション「カレンダー」でもスケジュールの管理は可能ですが、機能面で足りない部分(後述)があります。
もうワンランク上を目指し、App Storeでカレンダーアプリケーションを探してみました。

私がカレンダーアプリを選定する上で、重要となったのは以下の点です。

  1. Googleカレンダーと同期が取れる
  2. 日本語の表示・入力が可能である
  3. 複数カレンダーに対応

1.のGoogleカレンダーGoogle無償で提供しているサービスです。Googleアカウントを取得すれば、インターネット上のカレンダーをブラウザでいつでも使用する事ができます。まだ取得されていなければ是非取得してみて下さい。
Googleカレンダーと、iPhoneのカレンダーで相互同期が取れるアプリケーションが望ましいと思います。
2.も重要です。iPhoneのアプリケーションによっては日本語の表示、入力が出来ないものもあります。UIは英語でも構いませんが、入力は日本語を使用したいものです。
3.も仕事上でカレンダーを使う上で重要な要素となってきます。「Googleカレンダー」は複数のカレンダーを管理する事が可能で、「個人用」「仕事用」等、用途に合わせ使い分けることが可能となっています。また、「カレンダーの共有」を行う事ができ、自分のカレンダーを任意の仲間に参照して貰う事ができます。
私の場合、「個人用」「仕事用」と、2つカレンダーを使っており、「仕事用」は会社のメンバーに共有しています。反対に、会社メンバーのカレンダーを参照する事もあります。
前述の”iPhoneの標準アプリケーション「カレンダー」”では、この複数カレンダーに対応していない為、対応したアプリケーションを探す必要がありました。

以上を踏まえ、私は以下3つのカレンダーアプリケーションを選んでみました。

  • CalenGoo (sync with Google Calendar™)
  • i手帳 (Googleカレンダー対応)
  • Pocket Informant (Calendar & Tasks)

さっそく使ってみましょう。

CalenGoo (sync with Google Calendar™)

UIが非常に良いです。見易いです。特に「月表示」は紙の手帳に近いレイアウトになっているので、私のように手帳と並行して使う人には良いでしょう。
英語アプリケーションなので日本の休日には対応していません。祝祭日は自分で登録する必要があります。
同期機能が優れており、個々のカレンダーの同期を「する/しない」、表示「する/しない」と細かな設定が可能です。多くのカレンダーを使用する場合お薦めです。
i手帳 (Googleカレンダー対応)

名前のとおりUIは日本語表記で非常にわかり易く、日本の休日にも対応しています。
デザインも凝っていて、非常に見易く、予定に絵文字や画像を貼り付ける事ができます。
スケジュールの表題はWEBで、詳細はローカル(iPhone内)で管理したいという場合お薦めです。
Pocket Informant (Calendar & Tasks)

英語版なのでやはり日本の休日は非対応です。
カレンダー月表示の際、「リボン表示」なので直感的に「今日は予定がある/ない」の判断が出来ます。
3つの中では最もシンプルなUI、操作性だと思います。スケジュールの確認頻度の高い方にお勧めします。

というわけで、3つほどご紹介しましたが、どれも素晴らしいアプリで「イチバン」というのを決めかねます。結局、私は今回の3つを併用し、その都度使い分けるという事にしています。
他にも使いやすいアプリケーションは多数ありますので、是非自分にいちばん合ったアプリケーションを見つけてみて下さい。

chojiro
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