2010.03.23
Yoshi 開発

自作アクセス解析 Vol.6 [Who is 情報取得]

ちょっと間が空いてしまいましたが、今回はWho isからドメインの「登録年月日」「有効期限」を取得するものを作成したいと思います。

ドメインの有効期限はSEOに関係あるのか?と思われる方もいると思いますので少し説明を。

近年の検索エンジンは、ドメインやページ、リンクの経過年数(エイジング)を評価し、その経過年数が長いものをそうでないものよりもランキング算出時に高く評価します。つまり、他の全ての条件が同一であれば、取得後6ヶ月経過したドメインよりも、3年経過したドメイン下のウェブページの方が、検索エンジンの上位に表示されるチャンスは高いということです。Googleは「エイジングフィルタ」という呼称が作られたように、新規取得後6ヶ月未満のドメインはどんなに適切なSEOが施されたウェブサイトであってもランキング上位に表示される機会が著しく制限されます。最近でこそ、QDFにより対象検索キーワードが話題性ありと判断されている期間においては、新規に作成・公開されたページであっても検索上位に表示される確率は高まりますがそれは中長期で維持できるものではなく、やはり経過年数が高いページ、リンク、ドメインを持つほうが、顕著とは呼べないものの、相対的には、よりベターといえます。

引用元:SEO目的に中古ドメインは購入する価値はあるか?

上記にあるように同条件の場合、ドメインの期間が長い方がSEO的に効果があるということになります。

それでは取得方法について書いていきます。

domain

まず必要なライブラリとしてPEARのNet_Whoisを使用していきます。

pear install Net_Socket
pear install Net_Whois

Net_Whoisを使用するにはNet_Socketも必要なので一緒に。

// Whois取得
require_once “Net/Whois.php”;
$domain_data = getWhoIs(“https://bitstar.jp/”);

getWhoIs // 必要項目である「有効期限」と「登録年月日」を取得する関数

function getWhoIs($url){

$return = array();
$return[“create_date”] = “”;
$return[“end_date”] = “”;

$domains = split(“\/”,$url);
$domain = $domains[2];
$servers = subRemove($domain);

$whois = new Net_Whois;
$data = mb_convert_encoding($whois->query($servers[“domain”], $servers[“server”]), “UTF-8”, “ISO-2022-JP”);
$datas = explode(“\n”,$data);
for($i=0;$i0 && trim($ds[0]) == “[有効期限]”){
for($j=1;$j0 && trim($ds[0]) == “[登録年月日]”){
for($j=1;$j

subRemove // サブドメインを削除・ドメインを取得するサーバーを選択する関数

function subRemove($domain){
$return = array();
$return[“server”] = “whois.jprs.jp”;
$return[“domain”] = “”;
$domains = explode(“.”,$domain);
if(mb_strpos($domain,”.co.jp”) !== false){
$return[“domain”] = $domains[count($domains)-3].”.co.jp”;
}else if(mb_strpos($domain,”.ne.jp”) !== false){
$return[“domain”] = $domains[count($domains)-3].”.ne.jp”;
}else if(mb_strpos($domain,”.or.jp”) !== false){
$return[“domain”] = $domains[count($domains)-3].”.or.jp”;
}else if(mb_strpos($domain,”.ac.jp”) !== false){
$return[“domain”] = $domains[count($domains)-3].”.ac.jp”;
}else{
switch($domains[count($domains)-1]){
case “biz”:
$return[“server”] = “whois.biz”;
break;
case “com”:
$return[“server”] = “whois.verisign-grs.com”;
break;
case “org”:
$return[“server”] = “whois.pir.org”;
break;
case “info”:
$return[“server”] = “whois.afilias.net”;
break;
case “net”:
$return[“server”] = “whois.verisign-grs.com”;
break;
default:
}
$return[“domain”] = $domains[count($domains)-2].”.”.$domains[count($domains)-1];
}
return $return;
}

上記の例では、よく使用されるドメインだけ取れるようにしてありますが、
条件分岐でドメインに紐づくサーバーを追加すればどんなドメインでも取れるようになります。

ドメインとサーバーの関係については下記を参照下さい。
ドメイン一覧 【 Whoisサーバー 】

ちょっと昔に作成したものなので現在もこのまま使用できるかは保障できません(汗

もしうまく動かない場合は補足させて頂きます。

ドメインをたくさん保持している場合、上記をうまく使うことで有効期限を一覧でリスト表示したり、
有効期限が近くなったらメールで知らせたりできるので色々な使い道があると思います。
まぁレジストラさんがその辺はやってくれていますが(笑

アクセス解析に関しては一旦これで終わりにしたいと思います。

次回からは自分的急上昇リッチクライアントであるFlexやAIRに関して書いていきたいと思います。

ではでは

Yoshi

一覧に戻る