2011.01.25
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ゲゲゲの里へ

先日、久々に遠隔地に出張に行って参りました。

海士町という島根県の北、日本海に浮かぶ離島です。

海士町

私も今まで仕事を通じて日本中様々な地域に行きましたが、実は島根県に行く事自体が初めてなのです。

札幌から海士町に行く経路を乗り換え案内サイトで調べても出てきません。(^_^A;

海士町のホームページで調べると以下に示す経路で行かなければならない事が判り、ちょっと気が遠くなりました。

08:00〜09:35 札幌(千歳) - 東京(羽田)
10:35〜12:00 東京(羽田)- 米子
13:10〜13:30 米子空港 → 境港港
14:25〜17:05 境港港  → 別府港
17:20〜17:26 別府港  → 菱浦港

境港港から出航するフェリーが冬期間は1日2便しか無いので、この時間でなければ当日中に着けません。

しかも冬期間のフェリーは海の状況によっては出航しない可能性もあるとの事!!

年末に出張が決まり、正月にテレビを見ていると日本全国寒波襲来のニュースで境港港では漁船200隻近くが大雪の影響で沈没したなど大変な状況になってる模様。

(;°д°) < 予定どおり着けるんだろうか?

当社の社長には「この時期の日本海は波の高低差が8m位あるから酔うどころじゃないよ。」

・・・と脅かされる始末。

出張が近づくにつれて鳥取県での雪害などがニュースになる件数も増えて来て、いやが上にも不安が募ります。前日の朝は札幌でも雪が多く降ったため、どれか一つでも遅れると今日中に到着しないかもしれないと言う思いが頭を離れません

新千歳空港迄のJR線は遅れなかったのですが、千歳ー羽田間の飛行機がまず飛びません。(^_^A;

まぁ、飛行機の出発が遅れるのは慣れっこですが、30分位の遅れに留めてほしい物です。

飛び立った飛行機はまるで測った様に30分遅れで羽田に到着。

重いショルダーバックを背負って、羽田空港の端から端へ徒歩で移動するとあっという間に米子行きの飛行機の搭乗時間になり、飲み物を飲む暇もなく搭乗します。

米子行きの飛行機は順調なフライトで予定時刻通りに米子空港に着きました。

バスに乗る迄の50分間のうちに食事をして酔い止めを飲んで・・・と考えながらゲートをでると

(# ゚д゚)! なぜ、鬼太郎が・・・?

昨年、ゲゲゲの女房で有名になったのは鳥取県で島根県ではないよなぁ・・・なんて思っていたら、米子や境港は鳥取県にあるという!!(汗

すっかり、海士町は島根県だったのでフェリーが出ている境港も島根県だと勘違いしていました。

空港内の土産物屋をみて、境港市がゲゲゲの里だと気が付いて思わぬ所で癒されてきました。(笑

この後冬の日本海にフェリーは出航するのですが、思ったほど高い波ではなく予め飲んだ酔い止めが効いたのか、はたまた鬼太郎のお陰なのか「ゲゲゲ・・・」位の気分で何とか収まりました。(^_^A;

もちろん、予定時刻に到着して仕事も無事に終わりました。

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