2011.03.31
Jackal

左打者

人に言われて時々思い出すのですが、私はおそらく左利きです。
おそらくというのは、どちら利きなのかがはっきりとしないから。
箸を使ったり物を投げたりするのは左手なんですが、字を書いたり
歯を磨いたりするのには右手を使います。コンビニの袋などを持ったり
するのも右手が多いですし、爪切りも右手のほうが使いやすいんです。
でも、はさみやカッター、包丁などは左手で使います。
私の父親が左利きで母親が右利きなものですから、どちらの親に何を
教わったかによって、使いやすい手が違っているのかもしれません。
結局、落ちてるものを拾うとき左手を使うことが圧倒的に多いから
という理由で、自分は左利きであろうと判断しています。落ちてるものを
拾うという行為は、親の影響をほとんど受けていないと考えられるからです。

左利きと言えば、「左利きの人は、右利き社会での生活に不便に感じる
ことが多い」というような話をときどき聞きますが、私は不便を感じた
ことはほとんどありません。
ただ、私が小学校低学年のころ、こんなことがありました。

当時、実家の近くにも、まだまだたくさん空き地があって、近所の子供たち
5、6人とよく草野球をしてました。私は左打ちだったのですが、メンバー
唯一の左打者にはみんな投げにくかったらしく、よくデッドボールに
なってました。(ただ嫌われていただけ?そうじゃないことを願います。)
そのうち誰かが、「左バッターは投げにくくてデッドボールが多く
なっちゃうから、左バッターだけ2回あたったら1回デッドボールと
いうことにしよう」という無茶苦茶なローカルルールを提案、民主的に
多数決でそのルールの適用が決まったのでした。
その後、デッドボールの回数がさらに増えたような気がしたのは
私だけでしょうか。

左利きは事故にあう確率が高く早死にするという話はあながち嘘じゃ
ないかもしれません。
YI

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