お盆休みに入り、北海道の短い夏を満喫し、通常業務に戻り、いまだ気怠い感じが抜けきっていない今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年の夏は、暑い夏に加え節電の夏。サーバー管理者の方々はさぞ苦労されていることでしょう。
弊社データセンターは北海道に設置しているため、さほど節電の影響を受けておりませんが、お客様からは悲痛な叫びをよく耳にします。
そこで、サーバー(PC)管理をする上で一般的に気を付けるポイントをまとめてみます。
○温度管理
サーバールームの温度管理など暑さと電力消費のバランスをどうとるか?一般的にHDDは50度を超えると故障率が跳ね上がります。また、サーバー自体の動作保障は35度以下ということがほとんど。推奨温度は17度~26度となります。
HDDの状態管理としてS.M.A.R.T.情報からsmartmontoolsなどを利用して温度管理を行うこともできます。
○電力管理
一番手っ取り早いのはサーバーを停止させることだと思いますが。止められないサーバーの方が多いのも事実だと思います。
その上で電力消費をどうおさえるかですが、基本的にはCPU利用率に比例して消費電力が増えるためCPU負荷を下げる努力をする。
Linuxサーバーの場合だとcpufreqを利用するなどが有効そうです。また、バッチ処理などをAmazonなどの外部サーバーに切り出して行うというのも有効な手段となると思います。
○その他
温度・電力と直接関係ないのですが、万が一に備え、重要データのバックアップは忘れずに行いましょう。
この他にもできることはいろいろとあると思います。大事なのはできることからやってみるというところでしょうか。
waka