男だけなのか、それとも私だけなのかわかりませんが、
思うに、「余計なプライド」なるものが存在するように思います。
例えば
「その店で買った服を着て、その店には行けない」
ユニクロとかの定番ものなら問題ないというか仕方ないですが、
セレクトショップなどで買った場合ですね、
私は絶対に行けません。
理由はなんだろうなと考えてみると
・すご~く気に入っていると思われるのが恥ずかしい
・同じ服が店頭に並んでたら恥ずかしい
・コーディネートに失敗してると思われたくない
普通に考えたら、試着した上で気に入ったから買ったわけです。
本来着て当然な話です。
それもあってか、服を買うのを目的でわざわざ訪れたのにもかかわらず、
あくまでもちょっとよってみただけだよ?というスタンスをとってしまいます。
まして1人で行くならまだしも、友人と行くならまた事情が変わり、
本当はAが欲しいのに、無難なBを手に取り、
「こういうの一枚買っとこうかな」とか、
「○○○(ブランド名)だからなぁ」とか、
変な見栄はって、結果二度と着ない服を買ってしまうというパターンもあります。
一度どこかの古着屋でパーカーを物色していると、
店員さんがやってきて、
「これ本物のアメリカ軍のやつで今年流行のミリタリー物ですよ」的なぶっこみをされたことがあり、
ちょっと着てみると、タイト目ながらも丈もピッタリなので、
「状態もいいし、一枚持っておいてもいいかも」なんて感じで、
ジーンズを見るときの草薙さんみたいな言葉を並べ、思わず購入。
そこまで欲しいとは思わなかったんですが「無難」に思えたんですね。
※基本ショップの店員はウザいと感じ、遠ざけるのですがたまに話し込むときもあります。
そして家に帰ってあとあと考えると、
私は身長が160cmないくらいなんですけども、
それで丈がピッタリだなんて、そんな米軍いるわけがない!!
ほとんど着ることもなく捨てました。
別に本物の米軍でなくても、気に入ったんだから着ればいいじゃんと思うでしょうが、
「米軍」じゃなかったことが、「余計なプライド」に触ったわけです。
続いて余計なプライドとしましては
「Bz好き」
結構好きだけど人にいうのは恥ずかしいバンドってありませんか?
J-pop特有なのかも知れないですけど、
好きなアーティストは?ときかれて、
Bzがものすごく好きだとしても
たとえカラオケで必ず歌うとしても、
「Bz」と答えるのは私としてはちょっと恥ずかしいです。
実際
私「好きなバンドとかいます?」ときくと
申し訳なさそうに
A「Bz…。」答えた方がいました。
行間埋めると
A「(ホントごめん!申し訳ないけど)Bz…。」という風に私には受け取れました。
ちなみに私はBonjoviが大好きですが、こちらもまたBz的なところがあり、
ちょっと人に言う際にはガチンコすぎるということで恥ずかしいと感じることもあります。
やむをえず「エアロスミス」とか「ガンズアンドローゼス」とか言ってしまいます。
これらをふまえていろいろ考えてみた結果
最初の服装についてもそうなんですが、
自分の感性のMAXを人に見せたくない、感じさせたくない
それゆえのプライドなのではないでしょうか。
言い換えると自分がとても好きなものを否定されても、心が折れないためのプライド
それが「余計なプライド」なのかなと思いました。
絶対「余計なプライド」もってるのは私だけじゃないはず!
dk