2011.09.29
前田

ITと呼ばれる前のインターネット前夜のこと。

先週30歳になりました。(やっとだとか早っ!とか嘘言うな等のコメントは受け付けませんよ。)
この業界の門を叩いたのは19歳の春でしたので、もう気が付くと11年間この仕事をしています。

そこで、自分がインターネットに初めて繋いだ時のお話をしたいと思います。
自分がインターネットと出会ったのは高校2年生、当時17歳でした。
先輩からノートパソコンを安く譲ってもらい、右も左もわからないまま、ネット雑誌の
付録についてくるCD-ROMでオンラインサインアップをしてISP契約をしました。

初めてインターネットに繋いだ時の凄さは今も記憶に残っています。
もちろんダイアルアップで、ピーパラパラの世界です。
そして、思いっきり毎晩ネットにはまり、超高額の電話代で母親に怒られ、テレ放題(テレホ)を契約。
11時からが毎日がゴールデンタイムでした。

当時はPerlなので作られたチャットシステムしかなく、ページを再読み込みしながら
会話をするか(簡単に言うと掲示板)、大学などにあるIRCチャットサーバに接続しながら友人と会話(文字)を
したものです。

その後、Yahooページャー(現在のYahooメッセンジャー)というものができ、友人のプレゼンスもわかるようになり、
オンラインでのコミュニケーション性が格段に高まります。
同時に世界ではICQというチャットサービスが世界で流行します。(まだ、ICQってバージョンあげながらやってみたいですね。。。)

その後、自分が好きだったバンド(これまたマニアックなのでバンド名は割愛)のファンサイトを
作って、それなりにネット上で知り合う方増えて、、、、、
当時立ち上がったばかりのまぐまぐ(メルマガ発行システムですね)でファン交流メルマガの
発行人を務めたりしました。
ネットだけで記事を書いてもらう人と打ち合わせして、入稿、校正し、発行日にまぐまぐを
通して最終的には500名ほどの方に送っていたと思います。

そんな事をしているうちにインターネットの可能性と未来が絶対あると思い、
コンピューター業界に入ったのでした。
もちろんその頃にはITという文字なんてありませんでした。

まだまだオタクの領域から出ようとしている時期でした。

その後はブロードバンド化が急速に進み、誰でもどこでも高速インターネットに
繋がる社会インフラがここ10年で進んだのでした。

ここから10年後はどうなるのでしょうか?
個人的にはモバイルインターネットがさらに進むのかな、と思っています。
携帯ネットワークも第4世代に突入し、一昔前のパソコン並みのスペックが手のひらにくると信じています。

ということで、タブレット端末でも買いに行ってこようと思います!
(自分への誕生日プレゼント♪)

前田

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