2011.10.20
社員R

DISCUSのこと

過日、NHK-FMにて今日も一日プログレ三昧再びという、半日同じジャンルの音楽ばかりかける番組をやっていて、カビの生えたロックを愛好する私はこれを聴いておりました。

番組の一コーナーにプログレ諸国漫遊というのがあり、辺境の地のバンドを紹介するといった内容だったのですが、ここでインドネシアのDISCUSというバンドが紹介されていました。

説明では、ジャズ、民族音楽、ハードロック、全部やりたいのでまあやってみた的なことを言っていたのですが、聴くと確かにそれらが全部入っていて、まるでインド映画のごとき混ぜちゃった感漂うカオスっぷりです。曲が始まるやいなや、Twitter番組ハッシュタグ上には「どうしてこうなった」「入滅しそう」「速報、DISCUS完売!」などのつぶやきが並びます。そして、通販サイトにこのバンドのアルバムの買いが殺到、本当に完売したと思ったら、今度はAMAZON MP3のアルバムダウンロードランキングで瞬く間に1位を達成してしまいました。

そしてその快挙が、Twitterを通じて瞬時に本人らに伝えられていたとか、もうネット時代の情報伝搬速度の速さには畏敬の念を抱かずにいられませんね。

このとおりオンエア当時は、Twitter トレンド一位を記録しています。

いやあ、改めて聴いてみると本当にすごい。色々。

さて、当日の番組ではDISCUS以外にも、デイブ・シンクレアバンド(バンドメンバーが、上野洋子さん、山本精一、クラムボンミト、富家大器とか)のスタジオライブなどで盛り上がり、最後の締めは芸能界一キング・クリムゾンが好きな男、スターレス高嶋こと高嶋政宏による、松岡修造の如き暑苦しいボイスメッセージで幕を閉じました。楽しい半日でありました。

(記:社員R)

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