こんにちわ。wakaです。
クラウド(雲)サービス、クラウドコンピューティングなどと言われるようになって5~6年経過します。
だいぶ周りでも利用されるようになってきているようです。
皆さんご存知だとは思いますが、あらためてクラウドにはどんなものがあるか確認してみましょう。
SaaSに関しては意識していなくても利用されている方がかなりいらっしゃるのではないでしょうか。
■SaaS
インターネット経由のソフトウェアパッケージの提供。電子メール、グループウェア、CRMなど。セールスフォース・ドットコムのSalesforce CRM、マイクロソフトのMicrosoft Online Services、GoogleのGoogle Appsがある。
■PaaS
インターネット経由のアプリケーション実行用のプラットフォームの提供。仮想化されたアプリケーションサーバやデータベースなど。ユーザーが自分のアプリケーションを配置して運用できる。セールスフォース・ドットコムのForce.comプラットフォーム、GoogleのGoogle App Engine、AppScale、マイクロソフトのWindows Azureなど。
■IaaS
インターネット経由のハードウェアやインフラの提供。仮想化サーバーや共有ディスクなど。ユーザーが自分でOSなどを含めてシステム導入・構築できる。Amazon.comのAmazon EC2、Amazon S3など。
今回は主にIaaSについて調べてみます。
まずは、よく聞かれるのがVPSとクラウド(IaaS)の違い。
そもそもクラウドという言葉の定義自体があいまいなため、はっきりとした差があるのかは分かりませんが、私なりの解釈ということで前置きをすると、
IaaSの特徴
(1)クラウドはVPSを内包する(サーバー単体での利用はVPS)
(2)クラウドはNWを組める(サーバー複数台をLAN接続したり、ロードバランサーを入れたり)
と思ってます。
特に(2)の特徴はコスト的にもシステム的にもかなりのメリットだと感じています。
次に仮想化技術について、
公開情報は少ないのですが、主にVMWare、Xenが使われているようです。
コスト的にはVMWareで提供している方が若干高めに設定されているように見受けられれます。
次は対応OSについて、
ほぼすべてのIaaSで利用できるのはCentOS。次にRedHat/Ubuntu/Fedraというところでしょうか。
WindowsServerについては対応しているのは7割程度となるので注意が必要です。
世の中の流れとしてはオープンソース利用に向かっているようです。
もう少し、いろいろと調べたいのですが時間もせまってきたので続きはまた次回に。
(といって時間を稼ぎつつ、その間にメリット・デメリットなどまとめてます。)
ちなみに、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)から2010年に発表されている「中小企業等におけるクラウドの利用に関する実態調査」から少しだけ数字拾ってみます。
・クラウドを聞いたことある人 約73%
・クラウドを使ってる人 約11% (89%の中にも知らずに使ってる人いると思う。多分。)
・業種別でクラウド認知度が一番低い業種 教育/学習支援業(約33%)
だそうです。まだまだ、利用拡大の余地はあります。
waka