2013.02.05
g.i.j

自炊してきました。

前回、引越し後に段ボールがあと3つ片付かないお話をしました。
想像はつくと思いますが、未だに3つの段ボールはそのままになっています・・・

ということで!
少しでもスペースを空けようと、噂に聞く本の自炊をすることにしました。

※本の自炊とは?(ウィキペディアより)
 「自ら所有する書籍や雑誌を イメージスキャナ等を使って
  デジタルデータに変換する行為(デジタイズ)を指す俗語。
  書籍の電子化の際、データを「自ら吸い込む」ことから「自炊」と呼ばれるようになった。」

本を郵送すると自炊を代行してくれるサービスもあるようですが、
今回は自炊スペースなる場所に本を持ち込んで、
機材を借りて自炊してみることにしました。

早速秋葉原の自炊スペースへ。
スキャン方法は店員さんが丁寧に教えてくれました。

ざっくりと下記の流れで自炊します。
 1.本の綴じ込み部分の裁断(1冊80円で店員さんに依頼、前払い)

 2.自炊スペースのPCで本をスキャン
  PCとスキャナが設置された席があります。
  利用する席は店員さんから指示があります。
  PCにインストールされているスキャンソフトを使用します。

  データは本毎にフォルダ分けされ、1ページずつ
  通し番号.jpgの形式で保存されます。

  支払い方法を時間制にした場合は、席にあるタイマーで
  時間を計ります。

  スキャナーはこのような感じです。
  

 3.持参または店舗で購入した記録媒体にスキャンしたデータをコピー

 4.利用料金の支払い
  裁断後の本は持ち帰るか、店舗で処分していただけます。

利用料金は2パターンありました。
 従量制 100g 100円
 時間制 15分 1000円

 初心者は従量制をお勧め、とのことでしたが、
 重い技術書が含まれるので時間制を選択しました。
 これとは別に本の裁断代行費用1冊80円がかかります。

気になる結果は・・・
 ・30分以内に9冊をスキャンし、合計2,640円
   (マンガ5冊、ビジネス書1冊、技術書2冊、自炊スペースに合った技術書1冊) 
 ・マンガは問題なく読む事ができる
 ・技術書は多少文字が見づらい(設定で改善するかもしれません)
 ・まっすぐスキャンされないページがあり、多少斜めになっている

感想ですが、結構お金がかかるな・・・と思いました。
どのような場合に利用するかを考えて活用すると良さそうです。

個人的には、技術書の自炊はイマイチでした。
 ・電子化されると(ページが斜めになっていたりして)一気に読む気が失せます。
 ・開発言語の本では、ソースコードをコピーできるようになるかな・・・と思いましたが
  jpeg形式で画像扱いの為コピーも出来ません。

効果あり、と思ったのは、思い出補正で捨てるに捨てられないマンガ本です。
スペースも減りますし、紙の劣化を心配する必要も無くなります。
(記録媒体の劣化はありますので、定期的なメンテナンスは必要になりますが)

そういえば、押入れに一箱、昔買ったゲームの攻略本や設定資料集が安置されているのでした。
パンドラの箱を・・・開くべきなのか・・・!!?

(戦いは続く)

g.i.j

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