他の人がボードゲームの話をしていたので、ああ、そういえばフンタやりたいなあ、でも絶版のままなんだよなあ、と思いながら検索してみたところ、なんと、2011年に新バージョンで日本語版が発売されているじゃないですか! しかもディプロまで!
ああ、なんだかボドゲの話をしたくなってきました。そんなわけで思い出のボドゲの話などしてお茶を濁そうと思います。
「銀河帝国の興亡」
アジモフのファウンデーションの創元翻訳版邦題と同じという面倒な題名のゲームですが、この時点でファウンデーションはハヤカワ訳のみになっていたので、まあいいやとなったのでしょう。しかしてそのおかげで検索すると軒並みアジモフのが引っかかりますが。
内容は一言で言って「ヤマト」 各陣営に別れてマップを移動しながら、他プレイヤーと戦争をやって勝敗を争います。戦争する際には開発した超兵器を使って戦力強化するのですが、「そうかわかったぞ!」というカードを出すと、超兵器を無効化することが出来たりします。あと「愛」というカードを出すと、すべての戦争を強制的に終わらせることができるとかなんとか。
各プレイヤーは最初に勝利条件カードを引きます。その内容に従ってプレイしますが、その内容は様々なため、戦争で勝てば勝利できるわけでなく、なにもしなかったプレイヤーが勝利宣言することもあります。
「魔法王国の興亡」
前述のゲームが売れたので、その第二弾。前回がSFで舞台が宇宙なら、今回のはファンタジー版です。ほぼ同内容なのですが、面白いのはユニットが古今東西のファンタジーのキャラクターを使っていて、もちろんまんま使ったら叱られるので名前をもじっているのですが、それがファミスタ風なのですね。「えるりっぐ」とか「ほうぐむうん」とか。前作ほど売れなかったように記憶しています。
さてキリがないのでこれくらいにしますが、そもそも、このコンピュータゲームが当たり前のご時世にボドゲとは、やってる人間もそれなりでして、例えば私の知り合いでT梨S一という、その筋でそれなりに有名な人がいて(RSBCとかデザインした人)、以前「パラドックスのゲームいいですよ」と薦めたところ、「電源系としては良く出来ているという話は聞いている」というなかなかに不敵な返事が帰ってきました。この人がコンピューターゲームをやることは一生ないのでしょう。
ともあれフンタはアマゾンでポチりますかね。やる相手いないけど・・・
(記:社員R)