2013.10.24
O

OS X Marvericks

初めまして。
Blog初登場のOです。よろしくお願いします。

先週のWindows 8.1(一応こっちもメジャーアップデートらしい?)に続いて先日、
(Mac)OS X 10.9 Mavericksがリリースされました。

OS Xはこれまでネコ科の動物をコードネームにしてきましたが、今回のMavericksは以下の理由からカリフォルニア州の地名、Mavericksを由来にしていると言われています。

  • Appleの本社がカリフォルニア州
  • Mavericksはサーフィンで有名で、OS X Mavericksのデスクトップピクチャも大波の画像

ということで、乗るしかない、このビッグウェーブに。

しかし、今回のアップグレードは派手さはなさそうです。

  • Finderにやっとタブがついた (既にTotalFinderとか使っているので恩恵なし…)
  • Tags (便利そう。でもTag付けは自分でしないと)
  • Multiple Display (これもMultimon使ってるからなぁ…)
  • iBooks (MacでiBooksが使える。やったー!)
  • iMaps (地図アレルギーなので関係ない)
  • iCloud Keychain (おかえり! でももう1Password入れちゃったよ)
  • Calendar (新デザイン。まぁ、良さげ)
  • 通知 (これからのAppの対応が楽しみ)

等が新しい機能ですが、個人的には現状ではiBooksくらいしか恩恵がないです。
でも使ってみると、動作が軽くなったように思います。良いかも。

Mavericksでは消費電力も下がっているということなので、ラップトップでは特にアップグレードする意味があるのではないでしょうか。僕はラップトップありませんが…。

ところで、
Mavericksではファイル共有の優先プロトコルがAFPからSMB2に変更されました。(といっても現状、Mavericks-Mavericks接続の時のみの話みたいです)

ということで、もしかしたらSMB2でマウントしたVolumeをSpotlight検索できるようになってないかな~と、ダメモトでNASの共有ディレクトリをSMB2でマウントしてSpotlight検索してみました。すぐ結果を言ってしまえば、ダメっぽかったです。

$ mkdir /Volumes/Shared
$ sudo mount -t smbfs smb://o@readynas.local/shared /Volumes/Shared
$ system_profiler -ListDataTypes|grep Volume|xargs system_profiler
(smbfsで繋がってること確認)

FinderからSpotlight検索を使用してみましたが、今までと変わらず。

次、コマンドラインからSpotlightを有効にしてインデックス作成を指示。

$ mdutil -i on /Volumes/Shared
(Spotlight有効化)
$ mdimport /Volumes/Shared

Index作ろうとするっぽいけど、それが繰り返されるだけ?うーんダメなのか。

使っているNASでAFPとSMBの混在が非推奨になっていたので、SMB2でSpotlight検索が使えるならAFPを外そうかと思っていましたが、多分、ムリそう。(もしかしたら時間的にまだIndexされていない、とかなのかも知れませんが)

Spotlight検索はSMB2のファイル検索を使用している訳ではないため、SMB2に加えてOS X用の対応が必要ということかと。NASのSMBはsambaですが、samba自体がOS Xの機能をサポートはしないように思うので、NASのOSの対応待ちになるかと思います。

当分はMavericksになっても、MacでNASを使う場合にはAFP(Netatalk)が一番の手段かと思います。

というわけで、ファイル共有に関しても恩恵なしではありますが、
ついでなのでSpotlightのIndexを再構築。OSのアップグレードでもしないとなかなかやらないので、良い機会。

$ sudo mdutil -E /
$ sudo mdutil -E /Volumes/Documents
$ sudo du -hs /.Spotlight-V100/
1.0G    /.Spotlight-V100/
$ sudo du -hs /var/db/Spotlight-V100/
180M    /var/db/Spotlight-V100/

Spotlight, 便利ですが、そこそこ容量くいます。(NASのIndexの容量が小さいような…?)

(そういえば、日本語Spotlightの検索抜け問題は直っているのだろうか?検索出来ない語ってなんだっけ?)

ついでにWindows 7との接続も確認。
Windows 7の共有ディレクトリとの転送に関してはMountain LionでSMBの時(Mountain LionのsmbfsでもSMB2使えた気がするけど、普通に使ってるとSMBでパケット流れてました)より、MavericksでSMB2(これもアップグレードしたら普通にSMB2になってました)の方が少し転送早くなった気がします。(ベンチマークはとってないです(- -;)

Mavericks-MavericksのSMB2を見たかったのですが、1台しかMavericksがないので見送り…。
(AppleのSMBでネットワークのスキャナ使えるようになったのかな、とかも)

実はMavericksにアップグレードしてすぐに困ってしまったのですが、Synergy.appが動かない!
昨日のWorld Business Satellite見なくちゃいけないのに…!
(テレビがWindowsでしか見られない環境)

とりあえず、コマンドで実行。

$ /Applications/Synergy.app/Contents/MacOS/synergys -f --no-tray --debug DEBUG\
 --name Akagi.local -c /Users/o/synergyconf --address :24800
DEBUG: opening configuration "/Users/o/synergyconf"
DEBUG: configuration read successfully
DEBUG: screen shape: center=0,0 size=2560x2520 on 2 displays
FATAL: Init failed: system setting not enabled: "Enable access for assistive devices"
Try `synergys --help' for more information.

System Settingでaccess for assistive devicesを有効にしろ、致命的だぞ、とのこと。

最初、Sytem PreferencesのAccessibilityで探していたのですが、Security & PrivacyのPrivacy->Accessibilityでした。(ついでに他のApplicationのチェックも有効に…)

すると動いたので、もう1回Synergy.appから。

ダメでした。

仕方がないので解決されるまでコマンドでdaemon起動で使います。

$ /Applications/Synergy.app/Contents/MacOS/synergys -f --no-tray --debug NOTE\
 --name Akagi.local -c /Users/o/synergyconf --address :24800 --daemon

無事、WBSが見られました。

いくつか手間はありましたが(gem関連で怒られてるっぽいのでrvmでRuby別に用意しようかなぁ、とかAirMacユーティリティ 5.6.1起動できなくなったらしいけど、僕の旧型AirMacExpressどうやって設定すりゃいいんだ、とか残件はまだありますが)、今回は比較的静かなアップグレードのように思います。

どうも今朝やったことそのまま書いただけ、みたいな記事になってしまいました(時間切れ)。次回がんばります。

最後に由仁町のふれーる(由仁町文化交流館)の宣伝です。

由仁町、由仁駅前にあります。

多目的大ホールは札幌コンサートホールKitaraと同じヤマハサウンドシステム施工で、とても音響の良いホールとなっています。

音楽イベントなど行なわれていますので、機会があれば是非ご利用されてみてはいかがでしょうか。

O

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