2014.01.14
F生

「金田一耕助映像読本」

2014年がスタートして早くも2週間が過ぎました。
2週間と言っても、年末から1月5日まで年末年始のお休み、1月11~13日は「成人の日」を含む3連休で、14日のうち8日も休みなのであります(休日率5割7分1厘)。
しかし、私自身は、ネットワークやシステムを世界中の見えない敵から防衛する任務のため、年末年始も仕事をしていたのであります。
何日かはお休みをいただきましたが、一般のカタギの皆様のように九連休や三連休というわけにはいかないのであります。。。
(これはただの愚痴です。言ってはいけない・・・禁句なのであります。。。仕事は心の友です、寂しい生活の灯火なのであります)

という、どうでもいい前置きで文字数を稼ぎました。
連休があったって、どうせやることはありません。せいぜいテレビを見ながら酒を呑んで寝るか、ちょっと長めの本を読むくらいです。
今まで読めなかった「徳川家康」全26巻(山岡荘八著)とか、「グインサーガ」シリーズ140巻?(栗本薫ほか著)とか、「宇宙英雄ローダン」シリーズ460巻とか。(読む気はないですが、お約束として書いてみました)

実際のところは、細切れの休みにちょうどいい(?)軽いエッセイみたいなものを数冊読んだだけなので、その本の紹介では、ちょっと今回のブログ当番を乗り切れそうにありません。
それでも無理やり紹介すると、
「絶叫委員会」(ちくま文庫 穂村弘著)・・・歌人である著者が街中で偶然聞いた他人の会話とか、伝言板の言葉とか、スーパーマーケット内の貼紙などを拾い集めたもの。
例えば、中国製「ねずみ花火」の説明書の『この花火はぐろぐろ回ります』とか、
電車の吊り広告『戦国武将に学ぶ風林火山経営術』の意味不明さとか、
美容室の洗髪時の『おかゆいところはございませんか』という背中がむずかゆくなるような言葉などを取り上げてます。

「下ネタの品格」(文春文庫 文藝春秋編)・・・過去に雑誌「文藝春秋」や「オール讀物」に載った下ネタ対談あるいは鼎談をまとめた本。
いい歳をした大人の男女が下ネタを語り合うという他愛もない内容です。(でも、会社ブログという性質上、内容の紹介は割愛させていただきます。。。)

「村上ラヂオ2」(新潮文庫 村上春樹著)・・・この著者の小説はもう二十年以上も読んでいませんが、エッセイは割とちょくちょく読んでます。
この本も女性誌「アンアン」の連載をまとめたもので、ゆるくて毒にも薬にもならないエッセイ集となっています。(この毒にも薬にもならないところが好きだったりしますが。。。)

ほかにも似たような軽い本を2,3読んだ年末年始でしたが、その最後の日にたまたまネットで見つけたのが表題の「金田一耕助映像読本」(洋泉社MOOK 映画秘宝 EX)なのです。

映画秘宝EX 金田一耕助映像読本 (洋泉社MOOK 映画秘宝 EX) [ムック] / 洋泉社 (刊)

なんと昨年(2013年)は金田一耕助生誕100年だったらしいのです。それを記念して(?)出版されたのがこの本です。
ウン十年前から大ファンだったのに、生誕100年を知らずにいたとは、ファンとして大失態です。
さっそく本書を入手すべく近所の紀○國屋書店に行ってみました。。。ありませんでした。
その近くの文○堂書店に行ってみました。。。ありません。。。
ヴィレッジ○ンガードに行ってみました。。。ここにもありません。。。
ツタ○にも行ってみました。。。やっぱりありません。。。
「映画秘宝」は嫌われているのでしょうか?それとも「映画秘宝」を創設した町山智浩が嫌われているのでしょうか?
(そういえば、年末年始にはその町山智浩氏の書いた「トラウマ映画館」と「ベスト・オブ・映画欠席裁判」も読みました)

というわけで、結局Am○zonでポチっと購入。
まだ、手許に届いていませんので、どんな内容かご紹介できません。残念です。。。

以上、読んでいない本の紹介でした。
次回はビジネス書か、ためになる本を読んでご紹介できたらいいなぁ、と。(思ったり思わなかったり)

P.S. 今年はシャーロック・ホームズ生誕160年らしいです。金田一耕助より60歳も年上なのですね。。。   F生

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