2014.10.02
dk

雪崩式毒霧フランケンシュタイナー

ほとんどのみなさんはあまり実感が湧いていないと思いますが、
新日本プロレスの人気がここ数年あがってきています。

ブシロードに身売りしてからは、プロモーション部分に力を入れたというのと、
派手で見た目もいいレスラーを重宝し、女性だったりライトなユーザー層を狙ってたり、
とにかくキャラ付をして、テレビ向けにキャラ重視な仕掛けが功を奏しているようです。
特にあまりキャラがないレスラーはほとんどテレビでは見なくなった気がします。

このキャラ付、もしくはキャラクターの設定(といっていいんだろうか。。)をプロレス用語では「ギミック」といいます。
もとは「仕掛け」とかそういう意味です。

ベビーフェイス(正義)→ヒール(悪役)への転向によるギミック

プロレスで一般的な図式として正義VS悪の構造があります。
悪の部分でいうと、みなさんもプロレスは知らなくても
「蝶野正洋」さんあたりは知っているかと思います。
蝶野選手は見た目も派手で、いわゆるヒール(悪役)で、黒のカリスマと呼ばれてます。

蝶野正洋さんも、キャラ付をしてブレイクした中ではかなり有名だと思います。

BEFORE

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AFTER:武闘派宣言をし、ヒール転向

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サングラスの代名詞は今やエグザイルのATSUSHIか蝶野選手かですね
※プロレスラーはそもそもみな武闘派でしょうけど

同じような転向例としては「武藤敬司」さんですが、こちらはちょっと特殊で、
ヒールも、そのままのパッケージ(ベビーフェイス)も両方とも人気があり、
現在も両方を興業に応じて使い分けるということをしています。

BEFORE

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AFTER:アメリカ武者修行時代、ヒール転向

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私は両方とも大好きですね。

ただちょっとここ数年プロレス離れをしていたのもありますが、
そのため最近このキャラ付についていけない部分があります。

BEFORE

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BEFORE:若手→中堅

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AFTER
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どうしてこうなった・・・

飯塚高史という選手ですが、実力はありながらもエースというほどの人気はなく、
どちらかというと玄人向けなレスラーでした。
そのため、看板レスラーが率いるユニット・派閥内にて、2番手、3番手で活躍するタイプ
だったのですが、突如として変わってました。

夏休み後に髪染めて服装が派手になって登校してくるような垢抜けたレベルでもなく、
もはや原型もなし。最初誰?と思いました。
そしてなぜか鉄の爪を装備しているようです。こんなのはドラクエ以外でお目にかかりません

入場時より観客席ところ構わず暴れまくるのと、武器を装備しているあたりは
タイガージェットシンを彷彿とさせます。

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一般人である野上アナウンサーに執拗にからむあたりは、大仁田選手と真鍋アナのくだりを彷彿とさせます
※ここはきちんとアングルがありますが割愛します
※アングルについてはこちらで記載しています。

日常でこんな人いたら通報・逮捕ですのであくまでギミックですが、
この転向の結果、話題のレスラーとなっています。

転向なし、パッケージそのままでキャラ付

じゃあ俺もヒールに!となると皆がヒールになってしまいアングル作りが難しいので、
やっぱりベビーフェイスは必要です。ただ今は新日はヒールのほうが露出多い気がします。

となるとベビーフェイスにもしっかりとしたギミックが必要です。

新日本の実質的リーダー「永田裕志」選手

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腕折りを決める際

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必ず白目になります

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必ずなります

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今映画館で新日は興業を3D上映したりしてますが、
一番盛り上がるのがこの白目のシーンだとか(3D関係ない)
今やテレビで見るたびにいつ白目やるんだ?という目で見てしまいます。
今は先述の飯塚選手と抗争を繰り広げています。
※もちろん必ず白目やります
ギミックとしては敬礼ポーズをトレードマークとした正義感あるれる熱血、青春男ですね。
そこに白目ギミック(?)を乗せた感じです。

興業に若干マンネリを感じることもありますが、
こういうギミックを楽しむのもプロレスの面白さの一つです。

土曜深夜にテレビ朝日と木曜夜にBS朝日でやっているので
白目と鉄の爪を一度是非ご覧ください。

dk

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