2015.01.27
sin

ネタを求めて0.2mm

およ?

ネタは足で稼ぐ、を実践していきたいと思うsinです、13回目の投稿です。

今回の記事投稿際して、特に身の回りで前回の観楓会のようなイベントが起きたり、
クリスマスやお正月のような定番の行事的なものがあるわけでもなく。
書くことが無いなー、イラストを描いて記事の縦幅を稼ぐにしてもイラストのネタがないなー。
っとネタに困っていました。

投稿当番の日付が近づいてきて、ここいらで本気でネタ探しをしなければと思い、
引き籠りがちな休日の昼下がり、外出してネタ探しをすることにしました。

まずネタ探しに適した場所を探さねばと思い、多様な商品を置いているお店に着目し、
そのお店で気に入った商品についてだら~っと記事を書こうと考えました。

そのようなお店でぱっと思いつくのは、
多様な本を取り扱っている大型の書店か、もしくは商品のバリエーションが豊富なホームセンターか、
はたまた、一風変わった面白い商品を取り扱っている雑貨屋さんか、そんなところでした。

そしてこの三つの中で割と近場にあるのは大型の書店だったので、
今回は新たな知識を求めて書店に向かいました。

書店に到着し、気に入る商品を探します。
小説や文学、評論の類は…読むのに時間がかかるから間に合わない。
写真を多く使用している都合の良い本を探さねばと探し回りましたが、
これはいいものだ!となるものは見つけることができませんでした。

そうこうしているうちに、文房具コーナーに流れ着きました。
最近仕事で使っているボールペンの出が悪いことを思い出し、
そろそろ新しいの買っておこうと思い文房具コーナーをうろうろして商品を吟味する。
求めているのは黒ボールペンなのに、カラフルなボールペンの数々に目移りして
購入するかを無駄に悩む、アナログで絵は描かないのに。
ここにたどり着く前にボールペンを使用したイラストの本に目を通していたのがいけなかった。

カラフルなボールペンの誘惑を耐え、目的の黒ボールペンを見つけてレジに向かう途中、
また面白そうな文房具を見つけてしまった。

それはpentelから発売されている「オレンズ」である。
このオレンズというシャープペンシルの特徴は極細の芯を使用していること。
その極細の芯の細さはなんと驚きの0.2mm!
最近では珍しいものではなくなったとはいえ、十分に細かった0.3mmの芯よりもさらに細い!
昔からある0.5mm芯の半分以下の細さである。

でもそんなに細いと少し力が加わっただけで折れてしまうのでは?とお考えになるのは当然のこと。
ですがこのオレンズにはもう一つ特徴がある。

それは「オレンズシステム」。

オレンズシステムとは芯を出さずにパイプ部分を紙に接触させることで線を描くことができる
今までになかった技術のこと。
芯を包んでいるパイプ部分の先端が滑らかな作りになっていて紙と接触した際に
ストレスを感じることなく、普通に芯と紙が擦れ合ってるような感覚で描けるとのこと。

加えてこの商品は面白いキャンペーンを行っているようで。
公式の推奨通りの使用方法で芯が折れたら、購入費の返金してもらえるらしいです。

惹かれる、これはいいものだ。
何より話題性がある、ブログのネタにはぴったりだ。

では早速これを購入して帰ろうかと思い手に取った。
ところで思いとどまる。
別に手持ちのシャープペンシルは壊れているわけではないし使い心地も十分いいもの。
ここで新しいものを買う必要もないのでは?と。
結局長い葛藤の末、このオレンズを買わずに黒ボールペンとメモ帳だけを購入して店を後にしました。

記事にできる商品を求めて外出した結果購入したものは普通のものだけになってしまいました。
こういう時にお金を使わないのはケチといえるのか、無駄遣いを無くしたといえるのか。
後悔の念が後を引く週末でした。

※なお結局気が収まらなくて次の週末に購入した模様。

sin

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