今年ももうわずか、皆様いかがお過ごしでしょうか。
新年に「書き初め」で初心を綴るのであれば、年末は大締め「書き納め」の時節です。
新年を迎える前にマウスとキーボードを筆として、今年新しいことに臨んだ事をおさらいし、今年を納めてみます。
今回は後述の星野源リスペクトとして、軽薄なエッセイスタイルで表題の件をお送り致します。
何かと忙しい師走に恐縮ですが、「書き納め」の参考となれば幸いです。
バルナックライカⅢc（エルマー50mm&35mm）。大東亜戦争時期のフィルムカメラを購入。
ピントを合わせるファインダーと、構図を決めるファインダーが別です。気を抜くとピンボケ&フレームアウト写真の出来上がりです。
さらに露出と呼ばれる明るさの調整が必要です。油断すると真っ白or真っ黒写真が量産されます。
カメラにフィルムを装填し、明るさを測り、露出などを調整し、ピントを合わせ、構図を決め、いざシャッターです。
なんだか難しそうですが、屋外では少しの工夫で「写ルンです」的な簡単な使い方も可能であり、現代でも十分戦えます。
iphoneの方が便利でいつも「きれいな写真」が撮れますが、ボツ写真も少なくないバルナックでは「お気に入りの写真」が撮れます。
・・・しかし半年後、にわかバルナック使いは一家に一台のPCを吹っ飛ばし、PC買い替えの憂き目に遭います。
私は忘れない。ドナドナのメロディをバックに一家を救ってくれたバルナックの勇姿を。
ありがとうバルナック。君のことは「札幌シティジャズで感化され、勢いでレッツbuy！したけど
結局グッbye！したウッドベース」くらい忘れない。
「戎屋聖一郎」でyoutube検索すると、アコースティックギターをあまり見たことのない奏法で演奏する動画がヒットします。
Perfume、エヴァ、ジブリ、Airtap！などのカヴァー曲があり、良い音です。そしてオリジナル曲にも「Try again」などの良曲が揃います。
ステマではありません。マ(ーケティング)です。しかしベストアルバムはまだネットで売ってません。マ()。
ライブを見に行きました。会場でベストアルバムを買ってみる。そしてCDにサインをもらう。同じ苗字のサインをもらう。
ついでに握手もしてもらう。皆さん、いとこと握手をしましょう、中原中也的にテムポ正しく、握手をしませう。
先月、活動拠点を北海道に移したそうです。どこかで見かけたら聴いてみてください。マ()。
戎屋聖一郎Youtoube動画 「Try again」
中原中也記念館 「春日狂想」
スリーセブンに遭遇、77.7kgに遭遇、未知との遭遇。ぜんぜん嬉しくないよ、これ体重計壊れてるよ。わけがわからないよ。
「 変えられることは変える努力をしましょう。 変えられないことはそのまま受け入れましょう。」
「 起きてしまったことを嘆いているよりも、これからできることを皆で一緒に考えましょう。」
ラジオ人生相談の加藤さんの声が響きます。あぁ、マドモアゼル愛さんに諭してほしい。
というわけで走ることにしました。なぜ走るのかについては、お手元にある辞書の「先立つもの」や「おこづかい」に項を譲ります。
14歳で右足、15歳に左足を折り、当時は心も折れましたが、その後の片道15km自転車通学で戦える足になっているはず。
がんばろう、名ランニングアプリ「ねんしょう2」の走尾さんが画面の向こうで応援してくれる。「デブ。」と。
最近、台所から星野源の曲が聞こえてきます。自分では絶対選ばないジャンルですが、とりあえずアルバムを3枚取り入れてみます。
初期の曲は穏やかな弾き語り、最近の曲は私にはお洒落すぎる秀逸なポップスです。
俳優業や執筆業もおさかんで、どうやらかなり人気上昇中のサブカルおじさん（同い年）の様です。紅白にも出場決定です。
私の中でサブカルおじさんは大槻ケンヂ御大なので「なんだかなぁ（阿藤快）」と思いつつ、とりあえず文庫を2冊取り入れてみます。
エッセイ集「そして生活は続く」は10万部越えも納得のおもしろさ。同じ曲でも作者の背景が見えると全く違う印象になるから不思議です。
どうやら、「SUN」という人気おシャレソングも、原曲はバナナマン日村へ贈った42歳の誕生日ソングの様です。レッツyoutube。
そういえば曲名もSUN（日村の”日”）だし、PVのおねえさんたちの髪型も日村に見えてきます。遊び心をポピュリズムにぶち込む天才です。
たたき上げの多才なハイセンスサブカルおじさん（同い年）に感化され、来年もがんばろうと思う師走でした。
星野源youtubeオフィシャルチャンネル 「SUN」
【追記】「SUN」が紅白の曲に決定との事です。原曲がコミックな曲だとあまり気づかれずに紅白で歌い上げる事ができるのは、
私の知る限り吉幾三の「雪國」以来の快挙です。星野さん、おめでとうございます。
「書き納めの参考となれば幸いです。」とはいったものの、なんの用意も出来なかった場合に身を挺する結果となることは
月のうさぎの由来からも明らかです。私も星になれるのでしょうか。
年末の家事とかけまして、ブログの記事と解きます。その心は、「ちゃんと準備をしないと、アト（年始/ログ）に残ってたいへん」
おアトがよろしいようで。皆様、よいお年をお迎えください。
J.E
