2016.01.12
社員R

去年後半見た映画のこと

デビッド・ボウイの訃報が流れました。1/8にリリースされた新譜Black Starを聴いていますが、これは名盤だと思います。

それはいいとして、忙しいので前回同様で手抜きで済ませます。

マッドマックス 怒りのデスロード

正々堂々、タイトルの後ろに「以前」と「以後」がつく映画で、今後のアクション映画の新基準になっていくのでしょう。
内容については方々で語り尽くされているので割愛しますが、びっくりしたのはキネ旬の外国語映画ベスト10で1位に選ばれてるんですね。一見タダの暴力映画に見えるが実は弱者たる女性が自由を勝ち取るため戦って云々みたいなことを書いてるんでしょうけど、時代は変わりましたね。

チャイルド44

超ソ連映画
終戦間もないソ連で発生した殺人事件をMGBの主人公が調査するストーリー。
なんせソ連は楽園なので殺人など存在しなく、子供が裸で死んでても事故、川から5キロ離れたところで死体が発見しても溺死、犯人もでっち上げちゃうからすべての事件は解決済みとか、ソ連がおっかねえ映画でした。主役はマッドマックスのトム・ハーディ、嫁さん役はプロメテウスのノオミ・ラパス。ショウ博士の時はどうとも思いませんでしたが、今回のはよかったですね。冒頭、ベルリンの国会議事堂にソ連の旗を揚げるシーンがあるのでミリ映画好きにもおすすめです。

グローリー -明日への行進-

超CSA映画
キング牧師のセルマの行進を描いた映画ですが、冒頭アラバマ州議会の描写が悪の帝国感特盛りで素晴らしい、南部連合旗がそのまま逆卍になっても違和感ないレベルでしたよ。

群盗

超マカロニ映画
韓国の時代劇ですが、OPから怒りの荒野のテーマを流して監督の趣味丸出しです。カン・ドンウォンの徴兵復帰後一作目になりますが、今回は美しく無敵な悪役を魅力たっぷりに演じていました。あまりに強すぎてどうやって倒すのかと思ったらなるほどと納得の展開。ぜひとも続編を作って欲しいですね。

ターミネーター:新起動/ジェニシス

超オネショタ映画
もうやり尽くした感のあるシリーズの続編としてはまあがんばっていると思うし、そんなに悪い出来とは思わなかったのですが、世間の評価はズタボロですね。続編の目もなくなったようで残念ですが、イ・ビョンホンのT1000も見れたしまあいいか。

ジュラシック・ワールド

超リスク管理0映画
世間の評価はほぼ絶賛ですが、私は保守監視を生業にしている関係、あの事故時発生時の施設内の対応のお粗末さが鼻について最後まで楽しむことができませんでした。あそこでいきなり檻開けちゃいましたとかありえんでしょう、と。あと、上級管理者は自分の仕事ほっぽっていとこ探しに行くわ、最高責任者は最前線に突撃して勝手に死んでるわで、あれだけの巨大施設であの対応はいろいろありえなく白けました。ただ、クリス・プラットがレバーアクションライフルを使っていたのはよかったです。

007 スペクター

超原点回帰映画
悪の組織が報告会やるわ、そこに現れた悪の首領は謎の逆光で顔が見えないわ、新しいポストに座った人物を突然現れた大男がぶち殺してその椅子に座るわ、ボンドは隙あらば美女としっぽりするわ、ボンドカーは出てくるわで、すごく面白かったです。

スターウォーズ フォースの覚醒

超凡作映画
きれいにまとまっているしほとんどの人は及第点を出すでしょう。でも情熱はない映画でしたね。そもそも近年のJJエイブラムスに情熱があるのかというと疑問ではありますが。一つだけすごいなと思ったのは、あの醜く老いていたキャリー・フィッシャーを威厳のある姫将軍として演技させていたこと。あそこのCGが一番金かけましたと言われても納得できます。ザ・レイドのイコ・ウワイスとヤヤン・ルヒアン出演のニュースで湧きましたが予想通りのローカル星人役でした、ちぇー

クリード チャンプを継ぐ男

超家族愛映画
大作シリーズの監督を他人に渡した映画としてこれは好対照というかぶっちゃけ大傑作でした。
とにかくおじいちゃんなスタローンがいい。すごくいい。SWと違っていいシーンもいっぱいありました。

ガールズ・アンド・パンツァー劇場版

いいぞ

秋口から仕事が忙しくなって行けなかった映画がいっぱいありました。ジョンウィック、キングスマン、コードネームUNCLE、カンフージャングル。でも最後に滑り込みでクリードが見れたのはよかったです。
今年はSPL2、オデッセイ、ヘイトフルエイト、キャプテンアメリカ・シビルウォー、スーサイドスクワッドあたりを楽しみにしています。

記:社員R

一覧に戻る