ちょうど社員旅行の次のブログ記事担当かつ、たまにはブログっぽいことでも書こうと思ったので
今回は自分視点の社員旅行レポート的なものを書いていきます。
普段あんまり自分のやっている作業がどれくらいお金になっているものなのかよくわかっていないのですが、
会社的には順調だったらしく、今年も社員旅行に行くことができました。
大分前に飲み会とかで話を聞いた時に若い人たちは案外海外とか行きたいわけでもないらしい、
という意見があったためか、今年は沖縄でした。
9日の初日はとにかく移動でした。
朝の7時半に空港へ集合。普段は遅刻ギリギリで来ている自分なんかには早起きが辛い。
地下鉄と電車を乗り継いで1時間ほどかけて、ほぼ時間通りに(微妙に遅刻でしたが)空港へ到着。
集合場所ではN社のK社長が既になんかもう夏っぽい格好。
そして自分を含めた数名が飛行機に乗る前から缶ビールを飲み始めました
(せっかく朝から酒が飲める機会なので当然飲みますよね)。
荷物を預け、新千歳から羽田へ。乗り継ぎ時間が短い上にフライトが若干遅れたので、次の搭乗口までみんなダッシュ。
14時ちょっと前くらいに那覇へ到着。
しかしレンタカーの手続きに時間がかかったり、空港で食事をする、いややっぱりしないで各自ホテルへ、等情報が錯綜して、
レンタカーを取りにいった組も空港に残った組も那覇空港近辺で待ち状態に。
ようやくレンタカー組と合流し1日目のホテルへ向かおうとしたのもつかの間、更なる伏兵カーナビが。
正気な振りして狂った指示を運転手のTさんへ出し、ホテルへの移動を邪魔してきます。道もわかりにくい。
北海道の道は運転しやすいなあ、と改めて認識させられました。
雨も降ってくるし、周りもそれほど沖縄沖縄した感じもしないね、とだべりながらも移動を続け、
最終的にカーナビとスマホで地図を見ながらの人力ナビとを併用することで17時半頃無事ホテルへと辿り着きました。
夕食はバイキング。開場前にみんなレストラン前に集合していました。
待ちきれなかったのか、Iさんがおもむろに一人レストランの中へ。
店員に何か話しかけるIさん。
何か答える店員。
笑顔ですぐに引き返してくるIさん。
……おそらくまだ駄目だ的なことを言われたんでしょう。
時間になってぞろぞろとレストランへ入り、みんなで乾杯をして料理を堪能したり、ビンゴ大会で盛り上がったりしました。
夕食が終わった後は、飲み部屋に集まって泡盛や島らっきょを楽しんだりトランプをして遊んだりしました
(翌日は酒と島らっきょの匂いがすごかったらしいです)。
飲み過ぎてまだ若干酔いが醒めてない感じの中、同室のMさんSさんと朝食へ。
朝食もバイキングでしたが、一般的なスクランブルエッグやらベーコンやらと共に沖縄料理もいくつかありました。
食べたいものをよそっていったら結構な量に。
でも後からでも見つけちゃったらタコライスとかゴーヤチャンプルーとか食べたくなるじゃないですか。
昨日は移動ばかりでろくに観光的なことをしていなかったので、朝食後に少しホテルに接した海を見ることにしました。
空が曇っているのが残念でしたが、ひらけていて砂も白かったです。珊瑚とかが混じっているからでしょうか。
周りの植物も南国っぽくて、ちょっと沖縄っぽさを味わうことができました。
11時ごろにホテルをチェックアウトして目的地へ車で向かいます。今度はだまされないようにしよう、とカーナビに注意を払いながら移動。
昼に何を食べようか話していると、Iさんが沖縄来てからカレーを見ていない、沖縄の人はカレーが嫌いなんじゃないか、
と突然主張し始め、そんなことない、いやそんなことある、といった話をしているうちに国際通りへ到着。
きわどい場所にあるパーキングに何とか車を駐車してとりあえず沖縄っぽい料理の食べられそうな店波照間へ。
「U君はこれ頼むんでしょ?」とIさんが言ってきて、まあ確かにせっかく沖縄来たんで、ちょっと豪華なランチも良いなあ、と思って
自分だけなんか他の人より豪華な琉彩御膳なるメニューを頼みました。
昼食後は2時間ほど自由行動ということで、一人で国際通りをぶらぶらと歩いて観光しました。沖縄っぽい服を買ったり、
三線欲しいなあと思いつつも高いので断念したり、道端で見つけた猫を撮ったり。
サボテ●ダー的なサボテン。
自由行動が終わって車に集合した後は首里城へ。
首里城は琉球王国の王城だった場所で、二千円札の絵にもなった守礼門はこの城の門です。
一部は無料で見れますが、奥の正殿や正殿内に展示されている資料や物品は有料です。
多々買わなければ生き残れません。
首里城内のあちこちで、イケメンのキャラクターが立って案内をしていました。
後でググったところ、安良城 里之子(あらぐすく さとぬし)という名前だそうです。
余談ですが某漫画の修学旅行先がちょうど沖縄で、首里城を観光しているあたりで「おせんみこちゃ」というのが出てきます。
今回の沖縄旅行で、実物のおせんみこちゃを見ることができました。なかなか感慨深いです。
しかし余韻に浸る時間もあまりなく、それ以上に蒸し暑いので早々に2日目のホテルへ移動。
この日はホテルで夕食は出ないのでIさん、Tさんと外へ食べにいくことにしました。
もう沖縄料理は一通りコンプリートしたから別の料理を食べよう、何か辛いものを食べよう。
そうして色々調べた結果、歩いていける距離にある燕郷房(ヤンキョウファン)という中華料理屋へ行きました。
とりあえず辛いものということで四川麻婆豆腐と辣子鶏、
普通にご飯も食べたいのでジャコ入り炒飯、
あとは水餃子とニラ饅頭といった点心、
最後につまみとして塩茹でピーナッツを注文。
ビールで乾杯して、存分に辛旨い中華を食べました。でもちょっと辛過ぎてむせました。
帰りにローソンでアイスを買ってホテルへ戻り、1日目と同じく酒盛りをして2日目の夜は終わりました。
最終日。朝食はまたバイキングです。
流石にもうバイキングは良いかなという感じでしたが、軽く朝食を食べてホテルをチェックアウト。
とりあえず行き帰りの飛行機で読むはずだった小説を行きの飛行機で読みきってしまったので、普通にデパートへ行き本屋でマンガや小説をいくつか購入。
その後、一人で昨日回りきれなかった国際通りやそのわき道を散策しました。
途中で雨が降って公園で一休みしたり、市場で色々眺めたり。
写真を撮り忘れてしまいましたが、途中でneko fanという猫グッズの店を見つけて入ってみました。
マッサージ屋の2階にあるこじんまりとしたお店で、入るとあずという猫が出迎えてくれます。
……あずにゃん?
保護猫とのことだったので店主の方が名付け親かはわかりませんが、某軽音作品が好きな人が名前をつけたのかもしれません。
非常に人懐こい猫で、店にいる間に何回も頭をなでてもらいに寄ってきたり、自分のほどけた靴紐やらバッグの紐やらを狙ってとびかかってきたりしました。
歩き疲れたしそろそろ良い時間なので最後に昼ごはんを、と思って近くのむつみ食堂という大衆食堂へ。
沖縄の人はカレーが嫌いに違いない、というIさんの推理に反して、カレーが普通にメニューに載っていました。
沖縄料理のメニューも沢山ありましたが、気になってしょうがないのでカレーを注文。あと追加で野菜炒めも頼んでみました。
何かメニューの写真で見た時にも違和感を感じたのですが、沖縄のカレーは白っぽいというか、黄色に近い色です。
そして食べた瞬間衝撃が走りました。
……辛く、ない!?
ウコン(ターメリック)が特産品なので、ウコンがメインのルーなのでしょうか。
黄色いカレーの正体は唐辛子が入っていない(入っていたとしても非常に少ない)ので赤みが抜けて白っぽくなった、
辛みのないカレーだったのです……!
カレーというよりはシチューに近い感じでしたが、美味しかったし値段の割にボリュームもあって満足。
昼食の後はモノレールに乗って空港へ。
皆と合流して、行きの便とは逆順で那覇>羽田>新千歳と飛行機を乗り継いで北海道へ帰りました
(乗り継ぎのときに一人になって、間違って羽田で外に出そうになりましたが無事間に合いました)。
……と、こんな感じで自分としては満足だった社員旅行2016でした。
K.U.