みなさんは間近でスキージャンプをご覧になったことがありますか。
今年は札幌でアジア大会も開催され、例年よりも冬の大会が多くなっています。
札幌のジャンプ台と言えば、大倉山と宮の森の2つのジャンプ台が有名ですが、オリンピック選手を目指している子供たちはその2つのジャンプ台の手前にある「荒井山ジャンプ競技場」で日々練習をしています。
ジャンプ台のサイズにはいくつか種類があります。
主だったものとしては、スモールヒル<ミディアムヒル<ノーマルヒル(宮の森)<ラージヒル(大倉山)のサイズで大きくなっていきます。
子供たちが練習する荒井山にはスモールヒルとミディアムヒルがあります。
スモールヒルと聞くと小さいようにも思えますが、スタート地点はビルの10階くらいの高さに相当します。
少年団の子供たちは夏冬問わずここで練習をしています。
スキージャンプは冬の競技というイメージがあるかもしれませんが、夏はサマージャンプといい、人工芝に水を撒いて練習をしています。
サマージャンプを行っているときのジャンプ台
スモールヒルのスタート地点から見るとこんな感じに見えます。
札幌の少年団は小学校1年生から中学校3年生までの32名が在籍しています。私の子供もその中にいますが…
最初はランディングバーンと言われるジャンプ台下の急な斜面を滑るところから始めます。
その後、小さなジャンプ台(ミニヒル)を使って練習をします。
ここまでは、アルペンスキーの板で練習をします。
その後、ミニヒルをジャンプ用の板を履いて練習し、安定して飛べるようになったところで、スモールヒルから練習をするようになります。
スキージャンプの板はエッジがなく、幅広の板なので、時間をかけて慣れていきます。
今期は中学生の団員のほとんどが全国中学大会に出場したり、世界ジュニア選手権に出場したりと大活躍しています。
小学生も先日の大会では多くの選手が入賞するなど今後も楽しみです。
スモールヒル(主に小学生が練習しています)
ミディアムヒル(主に中学生が練習しています)
また、2/5には体験交流会もあります。今年は無理でも来年も実施されると思いますので、興味のある方はこちらまでどうぞ。
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