2017.03.22
M.clacla

MBTIで自分を知る

先日、MBTIのワークを受講しました。

MBTIは、ユングの心理学的類型論を基にした、国際的な性格検査で、性格が16のタイプに分けられます。
MBTIの定義や特徴など、詳しい情報は日本MBTI協会に紹介されているので、リンク致します。
https://www.mbti.or.jp/what/

ビットスターでは、昨年から今年にかけて、スタッフ全員がこのMBTIのワークを受講してきました。
そして、誰がどのタイプに属しているのか共有しています。

「MBTI」とググると、
Webブラウザ上で設問を答えていくと
最後に「16の分類の中であなたは〇〇〇〇ですよ」みたいに検査結果が提示されるサイトが出てきます。

私も何度かやったことがあるのですが、毎回検査結果が変わります。
検査するタイミングについても、

  • 仕事を始める前
  • 仕事の合間の休憩時間
  • 仕事が終わった直後
  • 仕事から離れた休日

というように、いつ検査するかで、おそらく検査結果が変わってくるでしょう。

性格には

  • キャラクター(生まれ持ったもの)
  • ペルソナ(期待される役割に応じるため、また、周囲と適応するために、役割を演じているもの)

の2つの面があって、
MBTIはキャラクターにフォーカスしています。

このMBTIの性格診断をしようと、Webサイト上で設問に答えていっても、
仕事の合間や終わった直後では、仕事を進めるために演じているペルソナの影響が大きく、
キャラクターが見えなくなることが多いようです。

なかなか奥が深いですね。

今回、ビットスターのスタッフが受講したワークでは、
まず事前に90問ほどの二者択一の設問に回します。
そしてワーク当日、この結果のプロファイルレポートが提示されます。
しかし、ここで終わるのではなく、ここからが大事なところで、
日本MBTI協会によって認定されたMBTI認定ユーザーが実施する半日のワークを受講し、
それぞれのキャラクターを分類していきます。

ワークでは、いくつかの設問に対して回答していくときの考え方や観点などから、
4つの分類について、ひとつひとつ指向を判定していきます。

最終的に、事前の設問への回答よって作られたプロファイルとは
全く異なる結果になりました。
私の場合、仕事が終わった直後に会社で設問に回答したので、ペルソナの影響もあったのかもしれません。

また、表面的に設問に答えていくだけでは、なかなか自分のキャラクターはわからないものです。
日常業務から離れたワークの時間を通して、
自分の内面に持っているキャラクターが炙り出されてくるようで、面白い経験でした。

自分が生まれ持っているキャラクターを知ることで、
社会の中で求められる役割を果たしたり、周囲と協調するために、どのようなことに気を付けていけばいいのか、
ということもわかってくると思います。

一緒に仕事をするチームのメンバーとも一緒に受講することで、
ほかのメンバーの考え方やクセ、接するときに気を付けたほうが良いことなども見えてくるので、
チームビルディングでも有効ですね。

また、個人的に受講してみたいという方がいらっしゃったら、
「MBTI ワークショップ ○〇(場所)」などでググってみると、いろいろ出てくるかと思いますので、
日程の都合が合うものがあれば、参加してみてはいかがでしょう?
(札幌はなかなかありませんが。。。)

M.clacla

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