こんにちわ
ビットスターのTTです。
こちらの件ですが、運用業務をしているとインシデントが発生することはよくあります。
そこで、今回お伝えしたいことはインシデントの意味についてです。
そもそもインシデント (incident)とは「ヒヤリハット」に似たものであり、
アクシデント一歩手前であるということです。
しかしながら運用業務をしているとアクシデントとインシデントが同義として扱われてしまい、
インシデントは起こすなという雰囲気がアクシデントを発生させてしまうケースもあるのでないでしょうか?
インシデントが発生した
↓
あぶねー危機一髪
↓
これは危ないから作業見直そう
↓
これで安心!安全!
とならなければいけないのですが、インシデントをアクシデントとして扱ってしまうと
インシデントが発生した
↓
やばいことしてしまった
↓
上司から怒られる
↓
次起こしたらもう終わりだ・・・
ということになり過度なプレッシャーの中で業務を行い
そのプレッシャーによって、アクシデントを再発させてしまうかもしれません。
さらに言えば、アクシデントを起こしてしまうと怒られるから隠蔽してしまおうとなってしまい
本末転倒な結果となってしまうわけですよね?
インシデントは発生したら必ず社内に共有する。
上司はインシデント報告を受けたら親身に相談を受け、報告したことを称賛する。
同じインシデントが発生しないように作業の見直しをする。
結果みんながハッピー!
というのが大切なことなんですね。
例えば皆さんが駅員だとしたら、ホームをフラフラ歩いている酔っ払いがいたら、
きっと線路に落ちないように注意して未然にアクシデントを防ぐと思います。
あまりにも毎日酔っ払いが多いようであれば、転落防止のホームドアを設置して防ぐと思います。
これこそがインシデント管理なのではと私は思います。
安心、安全のためのインシデント管理
これを実践してみませんか?
TT