2021.01.06
さいとう

ようかい

こんにちは、さいとうです。

すっかり出不精が板についてしまいました。
まだ今シーズン、スキー場へも行けてません。
スノ―ボードに出かけるのに一番のハードルは「用意が面倒」です。

スノーボード行こうかな~道具の準備が面倒だな~コロナだしな~もう少し寝たいな~zzz~

を毎週のように繰り返してしまいます。
うん、今年の目標は「外に出る」にしたいと思います。

つい、懐かしくて。

とはいえ、何もしてないからといってブログも書けないではブログ編集長に叱られますので、本のご紹介を。

「決定版 日本妖怪大全 妖怪・あの世・神様」

日本妖怪大全:表示

はい、ご存じ!水木しげる先生の妖怪大辞典的な文庫本です。
水木しげる先生は、人の身から絵描き妖怪になり、今はたぶん極楽浄土的なところで神仏の類になっていらっしゃると思います。
代表作「ゲゲゲの鬼太郎」をはじめとして、小さいころから作品に触れてきた世代なので、(人間:水木しげる)はお亡くなりになっていますけど、私の中では(妖怪・神様:水木しげる)は生き続けてます。

いやー、懐かしい!
私はどちらかというと、絵をかいたり、お話を読んだりする方が好きな子供だったので、妖怪大辞典は内容を諳んじるほど読み込んでたと思います。(もう忘れちゃってるけど。)
「妖怪しりとり」(妖怪の名前縛りでしりとり)とかやったりね。
私が子供のころ持っていた妖怪大辞典もたくさん妖怪を紹介してあったんですが、この日本妖怪大全はさらに(あの世・神様)分が増えてます。
コロナで話題になった「アマビエ」も載ってます。
内容も大人向けで、民話や伝承なども含めてのお話が多いので、「人をとって喰う」とか「呪われて死ぬ」みたいな怖~いやつは少しです。

文庫本でこの厚さ!(圧巻の920Pオーバー)そしてお値段!(2,000円します…が決して高くはないです!)

日本妖怪大全:厚み

印象に残ってる妖怪…

子供の頃の妖怪知識で記憶に残っているマイナーな妖怪をいくつかご紹介してみます。

【ひょうすべ】
・山に住むサルみたいなじじぃみたいな妖怪
・笑い声がキモイ
・見たら死ぬ

【濡れ女(ぬれおんな)】
・川に住む大蛇みたいな女性の妖怪
・めっちゃ長い(300m以上)
・見つかったら死ぬ

【夜行さん(やぎょうさん)】
・物忌日の夜に現れるひげ面で一つ目の鬼
・首のない馬に乗って徘徊
・うっかり出会うと投げられて蹴られて死ぬ

なんという理不尽。
山でうろうろしたり、川でうろうろしたり、夜にうろうろしてると唐突に死ぬ。
でも、昔ってそうだったんだろうねぇ。

現代の妖怪…

身近に起こるちょっと不思議な現象に名前を付けて妖怪とする。
やってはいけないことの教訓として妖怪を生み、戒めとする。
「妖怪」って大昔は生活の一部だったんですよねぇ。

現代では夜が明るくなり、人は山や川・海と縁遠くなり、妖怪の影を見ることは少なくなったと思います。
妖怪よりも、幽霊よりも、人間の方が怖いなんてよく言いますし。

でもそんな現代でもちょっと不思議なこと不可解なことって起りますよね。
なぜかズボンのファスナーが下ろされてるとか(これは妖怪チャックおろしの仕業です)
この世の不可解はだいたい妖怪のせいにできます。

コロナのせいで引きこもってたので、すっかり出不精が板についたのも妖怪のせいでしょうか。
そういうことにしておきましょう。
うっかり死なない妖怪だといいけれど。

さいとう

一覧に戻る