なるべく仕事に関わることを書いたほうがいいらしいんですけど、別に私はスペシャルなフロントエンドエンジニアでも、膨大な知見を持つデザイナーでもないので…
IT会社の社員としてはまだまだピヨピヨですが、無駄に(?)社会人経験はあるので仕事の「そもそも」のところである(と思ってる)【考えること】について書くことにします。
「なんとなく面白そう」「これ出社しなくても仕事できるんじゃ…?」というなんとも甘ったれた考えから、半年ほど職業訓練校で勉強しパート入社したビットスター。会社や仕事内容との相性が良かったのか、正社員にも登用していただいて、あっという間に楽しく時間が過ぎたなー、と思っています。
でも最近は仕事に多く時間を割いたり、勤務時間外にも仕事のことを考えてしまったりすることが多く、もともとの転職のきっかけである「本分である妻&母をちゃんとやる」というところに影響を及ぼしかねない状況です。でも仕事好きなんです。
じゃあ、どうする?
無駄を省く。人に頼る。物を使う。サボる。
こんなところかしら。
忙しいときこそ、「考えてみる」ことが大事。
「そんなことやってる時間ない」って言っちゃうときは、もうすでにどこかに無駄が生じている、と私は思います。
その日「考える」ことに使った10分が、来週の1時間を生むかも。
では、無駄ってなんなんでしょう。休むことは無駄ですか?…否。休まないと死にます。
説明したり、してもらったりするのは無駄ですか?…否。目に見えるものだけではわからないことがたくさんあります。(書類読み上げるだけのミーティングは必要ないと思う)
「無駄」の判断基準は、「自分にも周りにもなんの役にも立ってない」ことじゃないでしょうか。
そんな「クソどうでもいいこと」をやってないかどうか、考える必要があるようです。
疲れているのに無理して作った料理は大抵おいしくないです。家族も微妙な表情になります。そんなの「クソどうでもいい料理」です。だったらWoltでも使えばいいんですよ。そして次の日、家族の好物とか作れば全然いい。妻&母の役割は、家事をすることじゃなくて、家族を笑顔にすることなんじゃないかしら。(完全に主観ですよ)
仕事では、書類関係がよく無駄って言われますよね。幸いなことに、ビットスターでは紙に埋もれることがないので快適です。ちなみに、この持ち回りブログについては「クソどうでもいいこと」とは思ってないです。確かに時間はかかりますけど、数少ない発信の場ですからね。見てる人は見てます。
「無駄」といえば、コロナ禍で気づかずにいた「ブルシット・ジョブ」の実態が表面化してきているそうです。リモートワークさまさまですね!
ハンコ押す機械並みの仕事しかなかったおじさんたちは当然仕事の意義を失い。マネジメントでございますと息巻いていたただの中間管理職は、自発的に仕事をし始めた若い衆から見れば無用の長物。世の中からサイレント「うっせぇわ」を叩きつけられているのだから、ちょっと不憫ではありますが、今まで「自分の仕事とは何か」をしっかり考えてこなかったツケです、しょうがないですね。
幸いなことに、自分が就いている仕事は出社せずとも進めることができるし、とりあえず「お前いらないから辞めて」とも言われてないし、どうやら会社が傾いているということもなさそうです。でも、だからこそ、「今の仕事に無駄はないか?もっと工夫できることはないか?新しくできることはないか?」を考えるべきだ、と思います。
誰も得をしない、やりがいも感じられない、そんな仕事は「クソどうでもいい仕事 = ブルシット・ジョブ」です。他者からの評価は少なからず必要だと思うけど、やっぱり誰かの役に立てたなーとか、楽しい(時にはつらいけど)仕事だったなーと思える仕事をしたいものです。そしてそんな仕事をするためには、誰かに与えられるのを待っているのではなくて、まずは自分から「そういう仕事にしていく」気持ちが必要だと思うのです。
「やりがい搾取」という言葉があります。簡単に言えば、「給料安いけどやりがいのある仕事だからがんばってね」ってやつです。くそくらえです。
誰かの役に立つ、やりがいのある仕事でも、そこに見合った報酬がなければそれもまた「クソどうでもいい仕事」に成り下がってしまいます。遠慮せず、謙遜せず、俯瞰して、報酬はきっちりいただきましょう。「意味のある、自信が持てる仕事」は、仕事をする側だけでなく、してもらう側や管理する側の工夫と誠意によって成り立つと思っています。
最近、夫が定期的に花を持って帰ってくるので、家事を今までよりちょっと頑張ってます。すると、たまにケーキも買ってくるようになったので、「よくわかってるじゃねぇか」と夕飯に好物や手の込んだものを出す回数が増えました。娘もニコニコしています。仕事も家庭も、そういうことじゃないでしょうか?(笑)
また次に書く機会があるのでしょうか。
あれば、またよろしくお願いします(笑)
ヒツジコ