2021.07.16
タケイ

私がこの職にたどり着いたワケ

こんにちは。
WEBデザイナーのタケイです。

着任してまだ1か月。諸先輩方に手厚くサポートしていただきながら、独り立ちを目指し奮闘の日々を送っています。

WEBデザイナー、と自己紹介して、少々顔がニヤついております。
本日は、私がこの肩書にたどり着くまでの紆余曲折についてログってみようと思います。

はじまりは

子育てに追われ、家に籠りがちだったンン年前。

それはちょうど、誰もが携帯電話を持ち、各家庭にパソコンが普及しはじめたIoT黎明期でした(遠い目)。
コンピューターに馴染みのあった私は、すぐにインターネットにハマります。初めて目にする”WEBサイトなるもの”は、それはそれはスタイリッシュでドラマチックで、何よりとても便利でした。即興で個人サイトを立ち上げ、ひっきりなしに模様替えしては、当時流行りのデザインを往来することに夢中になっていました。

ほどなく社会復帰し、主にシステム運用側の人材としてキャリアを積んできました。一方でWEBは、本業と常に並走して私の傍らに居続けました。そうした背景もあり、WEB界隈の業務にアサインされることも多々あったのですが、大分類するとあくまでも事務の範疇。
私にとってその先にあるWEBデザインとは、例えるなら芸能人に憧れてもなり方がわからないのと似た、未知の領域かつ別世界の仕事だったのです。

気づき、からの学び

数年前、転機が訪れました。

一身上の都合でフリーとなり、経験のある『事務の仕事』を希望した私に、相談員さんが言ったのです。

「あなたのような年齢で(ん?)、
事務に就きたいという人が(どきっ)、
いちばん就職しづらいんです(ぐさーーっ)」

(だとしても、言い方~!)

そして、こうも言いました。

「事務にこだわらず、職種の幅を広げて求人検索することをお勧めします!」

私は初めて『事務』にチェックを入れず、検索ボタンを押しました。
たくさんの見慣れない求人の中に、それはありました。

『WEBデザイナー/コーダー』!

おおっ!(←実在したことへの驚き)

私、これがやりたい!!

おそらく相談員さんの意図は真逆のものだったと思います。
でもそれは、強力な磁石のように私の眼底に貼りつき、離れようとはしませんでした。

そこからは時間との闘いでした。
1日も早く就職せねば。でも、スキルがないと応募すらできない!
私は学校に通い、フロントエンドとバックエンドのカリキュラムを立て続けに受講しました。
たった1文字の打ち間違いでも台無しになる緊張感と、サーバーを経由して美しくビジュアル化される達成感。コーディングの世界に私は改めて魅せられることとなるのです。
言い加えるなら、そこでの学友との出会いが、この職を目指す熱意を不動のものへと導いてくれたような気がします。

そして、今

希少なご縁を結んでいただき、現在の私がいます。
この職で働くチャンスをくださったことに、感謝の気持ちしかありません。

今思えば。
あのときの相談員さんのお言葉にも、お礼を言わなければなりません。
あの一刺しがなければ、WEBデザインは一生趣味で終わっていたと思うので・・・。

さて

今回の投稿はこれにて。

みなさま。
引き続き、心身お健やかに。ご自愛くださいませ。

タケイ

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