時は令和、3年。
真冬の北海道を離れ南国を周遊する旅に出たmao氏であったが、度重なる狼藉の報いを受けアクシデントが多発。
ついには北の地からの使者の冬将軍に追い詰められ、万事休す。
果たして運命はいったい・・・
人の不幸話を聞くのはなかなか楽しいらしくおまけに美味なようですね。自分より悪い運の人が世の中にはいっぱいいるんだぁっていうことで安心するのかもしれない。私は別に心理学専攻でもなんでもないですが。
そんなあなたにとっておきの3本建てをご紹介します。
ハッピーかバッドかといえば全部バッドエンドですが、私にとってはこうやって面白可笑しく誰かに話せるのでハッピーエンドかもしれない。
いつもは写真をだらだら載せるのですが、今回の度は6泊7日でしたので全部載せていると全く1ページじゃ入りきらない。そういう事情もあって数点絞り出してみることにします。
ここはあくまで社内ブログなので、旅の全景はどっか別のところに投げておくことにしよう。
旅行2日目の2021年2月15日。この日は低気圧接近により土讃線は強風で土砂崩れ+線路に木々が雪崩込み無事死亡。
私は過去のブログでも散々お話しておりますが「乗り鉄」でございますので、四国の特急に乗るのがとても楽しみでしたが、だがしかしいきなり出鼻を挫かれる形となってしまった。
強風で木々が折れるほどということはつまり風がめちゃめちゃ吹いているということである。
私は四万十の遊覧船にめちゃめちゃ乗りたくてこのイベントをすごく楽しみにしていたのだけれど、遊覧船はどでかいフェリーなどとは違いとてもとても小さい乗り物。
風が一番の大敵デス。
高知観光中に残念ながら中止の電話をもらってしまったのであった。
いつかリベンジしてやるぞ。
韻を踏んだつもりだったがたぶん踏めてない。途中までは惜しかった。
上記の通り色々あったおかげで高知の市街に到着したのは当初の予定より大幅に遅れて13時。もう少し街中を色々見て回る予定だったがここは「高知城」1本に絞ることに。
高知城はとてもきれいなお城ですね。天守閣になにやら不穏な空気が漂っていますが。。。
高知といえば土佐、土佐といえば坂本龍馬・・・いえいえ、長宗我部家、山内一豊ですよね!
南北朝時代に築城されたのがもとで、戦国時代は長宗我部元親が改修したり山内一豊が入ったりといった変遷をたどった立派な歴史あるお城。まぁお城は全部歴史の塊なのですが。
歴史の塊ということはロマンの塊であり資料の塊でもあるのですね!
私は戦国時代が大好きなので、期待に胸弾ませ内部を観覧し、急な階段を登り天守閣へ・・・
これはもう仕方ねぇや!!!
旅行3日目は宿毛から宇和島、八幡浜、別府、由布院と辿る移動。
バスの時刻表を間違えてタクシーに15000円お支払いするわ、フェリーで移動中は爆睡しててデッキで景色を見ないなどこの日も散々なド阿呆っぷりを晒す我氏。
そして旅行4日目の朝は由布院で起床。外を見ると・・・
はて、私は九州にいたはずだが。。。
北海道かここは???????
こんな程度はまだ朝飯前で、
これは阿蘇山に登る途中。
ポケモンの113番道路みたいに火山灰で木々が真っ白になってるわけじゃないです。雪です。
おかげで冬タイヤじゃない地元民は登ることも一苦労。
私たちの車は冬タイヤ仕様にしてもらっていたのでここはセーフでしたが、1回崖から転落しそうになるスリップをやらかして死ぬところでした(まじとーん)
この写真の場所は、有名な観光名所「草千里ケ浜」ですが、
まぁ見るも無残な。。。
近くの阿蘇火山博物館はといえば、言うまでもなく
3本建てお送りしました。おいしかったですか???
不幸は不幸なのですけど、まぁこんなもので少しでもくすくすできたらこっちも浮かばれるものです。
次回は逆に雪が幻想的だった世界線のお話でもしようかな。
mao