2022.03.17
yna

ウクライナ戦争 - 戦争の形が変わった

 2月24日にまさかのロシア侵攻が始まって以来、テレビならぬインターネットにかじりつきの筆者です。会社のブログでこんなネタを書くものなんだけど、コロナでネタ不足の上、タイムリーなんで書かせてもらいます。

 この戦争によって命を失った人(ウクライナ人、ロシア人双方)、家を失った人、故郷から避難せざるを得なかった人に哀悼の意を捧げます。そして、国を守るために命をかけているウクライナの人々に武運長久を祈ります。(騙されて戦場に連れてこられたロシア兵には、脱走を薦めます。)

 子供の頃覚えているのがベトナム戦争。カラーで動画でTVに戦場の様子が映し出されました。私の上の世代だと、TVで戦争の様子が見れるというのは、無かったことらしくかなり衝撃のことだったようです。湾岸戦争なんかも、そのたぐい。段々見せ方が上手になって、戦争の汚さはあまり出さないようになりました。

https://www.youtube.com/watch?v=FfTMdlJQX60

 そして今回のウクライナ戦争。驚いたのが、この映像。捕虜になったロシア兵が、携帯電話で母親に「演習だと言われてきたら、戦争になった。帰りたい、怖いよ」って電話をする様子が映っている。戦場から携帯電話で家に電話するのも驚きなら、その様子が全世界にインターネット配信されるのも、かなりの驚き。別の動画では「ウクライナにはファシストやネオナチがいると言われてきたけど、そんなのはどこにもいない。自分たちがファシスト呼ばわりされている」と、告白するロシア兵。
まあ、ある程度宣伝戦の部分はあるにせよ、戦場から携帯電話で連絡したり、こういう映像が流れるはなかなか面白い。ちなみにロシア軍は侵攻するときは伝統的に戦意が低く、日露戦争時も「松山(捕虜収容所があった)」って叫んで投降したらしい。

https://youtu.be/YH7NtJvVZ3o

 もう一つ驚いたのが、民間ドローンを使った戦術。
 これは数年前からドローンが戦場を変えると軍事関係の専門書なんかでも言われていたので、予想はされていたけど、映像で見せられると納得します。装備の劣るウクライナ軍が善戦する陰には、民生用ドローンでの偵察が支えているのです。

 これらの変化を支えているのがIT技術。ITが国力を支える力なんだと、実感します。あ、やっと会社のネタらしくなった。(笑)

yna

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