ずいぶんと温かくなってお出かけが楽しい季節になりましたね。
今日は技術的なお話はお休みして、最近通い始めた自動車学校のことについて書こうと思います。
その名の通り小型の二輪車に乗れるようになる免許です。ピンクのナンバープレートが付いてる原付二種のことですね。
排気量が125cc以下の二輪車に乗れるようになります。
有名どころだとホンダのスーパーカブとか。
趣味のバンド練習に行くときにJR15分+徒歩30分ぐらいの距離をスネア&キックペダルを持って歩くのがつらい…。
家族に送迎してもらうこともあるのですが、自分の趣味のためにそこまでしてもらうのも心が苦しすぎるので、
せめて夏の間だけでも自力で行けるようになりたいな~と思ったのがきっかけです。
車を買うという選択肢もあったのですが、駐車場代+車検+その他いろいろの維持費がきちいので。。
いらん情報ではありますが、二輪免許を取りたい女子がいるかもしれないので簡単にわたしのスペックを記載します。
30代なかばの151cmぐらい普通~ゆるふわ体型、デスクワークなので筋力と体力はまるでありません。
スポーツはだいぶ苦手で、運動すると何かしら負傷したり派手に転んだりします。特に球技とは犬猿の仲です。
自転車は乗れます。(たまに転ぶ)
あとあれですね、びっくりするほど方向音痴でまじで道が覚えられません。記憶力とは決別しました。
普通車のMT免許ありですが完全なペーパードライバーです。すごくびびりなのでスピードを出せない人です。 ( 諸説あり)
申し込み時にどどの免許を取りたいか確認されるので、小型を取りたい旨を伝えてください。
小型もATとMTがあるので、そのへんも決めておきましょう!
かなり偏見ではありますが、スクーターに乗りたい人はATでおk、見た目がかっこいいやつに乗りたい人はMTを取ったほうが乗れる車種の幅が広がります。
最寄りの自動車学校に電話をして申し込みをしましょう。学校によっては卒業生の紹介やバイク屋さんの名刺があると費用を割り引いてくれるようなので、周りの人にあらかじめ聞いておくといいかもしれません。
私が通っているところはweb申し込みができる風なメールフォームがありましたが実際は申し込み予約のメールフォームだったので、現地で直接お願いするのが一番早いんだろうな~と思います。
印鑑と筆記用具、免許証を持って現地に行き、必要書類の記入と費用の支払い、視力検査をします。費用はクレカで払えましたが、学校によると思うので要確認です。
普通免許があるので教習費用はだいたい7万円ぐらいでした。それ+教習原簿の管理費みたいなので670円かかったんだっけな…?
入校日もこのタイミングで決めるので、仕事の調整を付けておくとなおよしです。
早いと30分もかからず申し込みが終わります。
この2つは実技教習を受ける際に必須でした。ヘルメットは学校で貸し出してくれるので買っていないです。
グローブはalpinestarsの人差し指でスマホがいじれるやつのXSです。
軍手でもいいよ~とのことでしたが転ぶのがマジで怖いので裏拳が強そうなプロテクターがついているものにしました。
わたしの手は手根から中指までが17cmぐらい、人差し指の長さが6.8cmぐらい・中指が7.8cmぐらいで、
グローブをはめると親指~薬指まではちょっときつめ、小指は先端がちょっと余るぐらいになりました。
ゆるいと危なそうなのでサイズに迷ったらちょっときつめを選ぶとよいと思います。
ブーツはフリマアプリで適当なものを買ったのでちょっとゆるい&革が予想以上に硬くて痛い( 教習中に小指の爪がはがれかけた)ので後悔しています。
中古を買うにしてもちゃんとフィッティングしてから買ったほうがよいです…。
普通のライディングブーツはお高くてちょっとダサいのが多いので、マーチンのチェルシーブーツを買おうかなあと思っています。くるぶしは守れそうだし。
ATなのでシフトパッド(靴が傷つかないようにするやつ)は買わない予定です。
あったらなおよしなのはカッパです。
ここ最近は暖かいですが夜はまだ寒いので、夜の教習が多い人は風対策にあったほうがよいです!
学校で貸し出しもしてくれますが、いかんせん体が短いので大体のものがでかいです。特に股下。
ので、ワークマンで防風・防水のウィンドブレーカー上下を買いました。
上下セットだと股下が本当に長くなるので、ちょっとお値段が上がりますが別々に買うのがおすすめです。
オンラインショップで見るのもいいけど、できれば店頭で試着したほうがよいです!
意外と細身なつくりのものが多かったので、アウターの上に着るとぱつぱつになってしまう可能性があります。
体が短い勢でレディースのものがあんまりおいていない店舗しか行けない人は、メンズの股下が「-6cm」と書いてあるシリーズがおすすめです。
ちょっと短めに作られているので±0になれます。
ブーツをはく人はパンツの裾がゆったり目or調整できるものを選ぶのがよきです。
ごついブーツだとパンツの裾より履き口のほうが大きくなって、雨の日にかなしい事態になっちゃいます…。
ついでなので余裕がある人は作業用手袋も買っておきましょう!
わたしは500円ぐらいでこんなのを買いました。
8:45ごろまでに自動車学校に行きます。普段より早起きしないといけないのでまじでつらかった…。
おねむ状態で受付をし、教習原簿用の写真を撮ります。
写真を撮ったら割とすぐに適性検査を受け、終わったら30分ぐらい待機。
そのあとで二輪の人用の校舎に移動して簡単な説明を受けます。
小型は受ける人がかなり少ないらしくあんまり説明が無かったので、中免や大型の話をふんふん聞いてましたw
説明が終わったら早速教習の予約を取ります。
家族と一緒に入校したのですが、小型ATの車両が1台しかない&二輪の申し込みをしている人が多いためがっつり入れられず、1日1時間ぐらいずつ受けることになりました。
このブロックはわたしのメモ的な要素が強いので、運動が得意な人・本番に強い人は読み飛ばしてくださいw
ペーパードライバーだし原付に乗ったこともないし、ましてや誰かの後ろに乗ったこともないので、実技の1時間目はがっちがちに緊張しました。
終始てんぱっていたので先生も苦笑いしてました…。本当に申し訳ない…。
AT車の部位(?)を教えてもらって、センタースタンドの立て方・おろし方を教えてもらって、
エンジンのかけ方を教えてもらい、先生の先導でいきなり教習所内の外周を走ったはず…。
が、あんまりにもあんまりだったので何度か先生の後ろに乗せてもらいましたw
まずは恐怖に体を慣らそうとしてくれたのだと思いますw
なんとか道なりに走れるようになったら坂道での停止・発進をして1回目は終了しました。
2回目の実技はクランク・S字・一本橋(縁石ぐらいの道幅を通過するやつ)を教えてもらいました。
走り始めは完全にびびって直線でもスピードを出せずにいましたが、先生の叱咤激励のおかげで絶叫しながらなら20-30km/hを維持できるようになりましたw
クランク・S字は体重移動のコツをなんとかつかめたのでふんわりできるようになりました。
この2つはブレーキをあまりかけずに体重移動で通過する方法とアクセル+後輪ブレーキでじりじり進む方法があるらしいのですが、
じりじり進むと途中で足をつきそうになるので前者のほうが自分には向いていそうだな~と思いました。
一本橋は発進前の停車位置と、乗り上げた後の姿勢に気を付ければ渡れるようになりました。
乗ったな、と思ったらアクセルを減速しすぎない程度に調整して、目線を進行方向に向けてほかの車両が来ていないか確認しながら進みます。
わたしは緊張するとすぐに体ががちがちになるので、意識的に肩の力を抜き、背中は自然に丸める(ぴってしすぎると体重移動が遅くなるので)ようにしています。教習車に身を任せるようにすると成功率が高いです。
わたしのように緊張が強い人は、アクセルをかける前や発進する前、苦手なコースを走る前にさっとできるルーティンを作るとよいかもしれません。
わたしの場合は胸に手を当てて息を吸って吐くのを1回、少し強めに瞬きをして眉毛のあたりに軽く力を籠めて正面を見ます。
この間ネガティブな想像はしないように、今見えている情報のみを頭の中に取り入れるようにします。
(こうやって進もう、とかも考えていないです。対向車が来ていないかな、など安全確認だけするイメージです)
安全確認ができたら流れでアクセルを回してスタートさせちゃいます。心の準備が~と思う余地もなく進んで、気付いたら終わっている状態になっていますw
コースは走らずに機械を使って危険予測を学びます。四輪の免許を取った時にも似たようなことをやったらしいですが、まるで記憶がないので初めてやる気持ちで臨みましたw
ゲーセンのゲームにありそうなスクーターを模した機械に乗って、いろんな環境下で運転したり、前輪・後輪ブレークのかけ方のバランスを練習しました。
個人の感想ではありますが、教習車とはアクセルのあそびやアクセルからブレーキまでの距離、ブレーキのかかり具合がかなり違ったので、コースを走るよりもパニックになりましたw
手の全長が短い人は握力を鍛えておいたほうがよいかもしれません…。私の場合はブレーキの位置が中指の第一関節ぐらいだったのでしっかり握ろうとして手首が反ったり、パワーが足りなくて上腕を使ってブレーキをかけようとしてしまうので、手のひらでアクセルが回ってしまいました。。
単純にクセだったり反応速度が遅いので焦ってそうなっていただけかもしれませんが、筋肉は大体のことを解決するので、鍛えて損はないと思います。
この後は実技が3時間・シミュレータが2時間・学科が1時間あって、もう卒検になるようです。
四輪とは比較にならないほど速いペースで進んでいるので、落ちなければ4月の末ごろには免許が取れているはずですw
り