年末は桃鉄による血で血を洗う怨嗟のすごろくを行うのが通例の私、
今年はちと変わった手法によるボドゲの遊び方に気が付いたのでした。
近年弊社のデザインチームはメインで使用するデザイン作成ツールを、
Adobeのillustratorからfigmaに切り替えました。
このfigmaは同時に複数人が一つのキャンバスを観覧・編集でき、
多人数で同時に一つのデザインを協力して作ることができるのが特徴のツール。
つまるところは複数人が場に対し干渉できるという特徴を持っているのですが、
ある日業務を行っていると、ふと天啓が下る。
「figmaってオンラインボドゲできるんでね?」っと。
気になってみて少し調べてみると、あんのじょう同じ発想に至った先人は居たようで、
UNOとかモノポリーとかカタンだとか、有名どころのボドゲを作っている人たちは既におりました。
https://note.com/fight_director/n/ndb3dd7fb30fc
カードを扱う類、特に裏表の概念や山札要素があると操作が面倒めになるので作成が難しくなりがちですが、
すごろくに関してはマス目と駒とサイコロがあればできるわけだから、初心者でも比較的簡単に作れそうだと感じました。
そしてサイコロや山札のランダム要素に関してはレイヤーをランダムな順に入れ替えるプラグインがあるのでこれを使えばできなくはない。
https://note.com/japan_d2/n/n107524bac35d
そんな感じで思いついたので、
なんとなくチェスや将棋のようなマス目要素とカードゲーム要素を混ぜ込んだボドゲを夜なべして作ってみたのでした。
モチーフは私がよくゲームセンターで遊んでいるMOBAのオンラインゲームで、
これを同人感覚でボドゲ要素に落とし込み、身内でバランス調整をしつつ遊んだりしております。
※カードイラストは一応手書き
こんな遊び方もできるんだなぁと思いつつ、
でも結局のところボードゲームは面と向かってワイワイ楽しむのが醍醐味ではあるんだよなぁとも思うのでした。
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