
ワールドカップ閉会からもうニヶ月になりますが、そういえば以前このブログで南アフリカ大会についてを書いたのを思い出したので、今更感想を書いてみようと思います。
■オランダ代表
オランダ代表好きなんです。イタリア大会から見続けているのですが、前大会で「ドイツはオランダみたいなサッカーをやって敗退し、オランダはドイツみたいなサッカーをやって敗退した」と言われたのに続くように、今回の代表もまあ酷かったですね。史上最悪と言っても差し支えないんじゃないでしょうか?そりゃまあ圧倒的な成績で予選を通過してきてますから強いには強いんですが、74年大会から受け継がれてきたものは欠片も見当たらない身も蓋もないサッカーでした。対日本戦で5-4-1に構えてるのを見て頭を抱えましたね。こんなのクライフが草葉の影でキレてるぞ。
クーマン監督は88年の欧州選手権メンバーで当時の主力が一通り監督業を卒業したタイミングで2018年に就任、一度解任されて2023年から再登板という形です。各クラブ監督を歴任して結果を出している監督ではあるんですが、オランダ代表はちょっと違うよなあと。
ただ思ったのは、これだけのメンバーでこれくらい身も蓋もないサッカーをやらないと突破が難しいくらい、ワールドカップのヨーロッパ予選は厳しくなっているということなのかもしれません。
一時期ファン・ハールの噂も出ていた次期監督にはシャビ・エルナンデスが選ばれました。74年のミケルス以降ずーっとオランダ人監督で来ていたのが破られた形です。やっぱりあのしょーもないサッカーどうにかせえよ、とみんな思ったのかもしれません。
■スペイン代表
すべての選手が正しいポジションで正しいプレイを全くミスなくこなす驚異的なチームでした。準決勝のフランスも決勝のアルゼンチンも圧倒し続けて勝利したと思います。それでいて、ヤマル、ロドリみたいのが前線にいるわけですから、優勝も納得ですね。
四年前日本が勝ったチームとは全くの別物でした。あの当時の代表は解説ケイスケ・ホンダ言うところの「シャビとイニエスタがいない」とただボールを回すだけのチームでしたので。
■フランス代表
前の三人でどうにかしてる試合ばかりだったので、後ろの選手がよくわからなかったんですが、スペイン戦で攻め込まれたとき、CBがワールドクラスのカウンターをあっさり一人で防いでるのを見て、ああやっぱり代表クラスのCBはすごいなと思いました。
結局4バックというのは4バックで守れる2CBが存在して初めて成立するわけで、それがヨーロッパ代表クラスになると、一人で何とかできちゃうんですね。
■アルゼンチン代表
メッシがすごいと誰もが言っていましたが、んじゃそのメッシが前々大会までパッとしなかったのなんで?と聞かれて答えられる人は少なそうです。結局アルゼンチン代表がメッシの使い方を覚えるには、スカローニ監督の就任を待たなければならなかったのでしょうね。
あとは決勝トーナメント以降はロマン全振りみたいな試合ばかりやってましたね。そりゃまあ話題にはなるよなあと
■ドイツ代表
ナーゲルスマンはひたすら理詰めでバイエルンの監督までのし上がった、選手キャリアがほんとんどない監督で、カリスマというところで心もとないところはあったのでしょう。選手が言うことを聞かなかったんじゃないかなあと思いますね。結局こういう人はビッグクラブや代表ではなく中堅どころのクラブ監督が良いのでしょう。
そして後任にはついに満を持してのクロップの就任が発表されました。打って変わってカリスマおばけみたいな人で期待が高まりますね。クロップ好きなんです。リヴァプールの試合も見てましたし。
■日本代表
史上最強、テストマッチで本気のブラジルとイングランドを撃破、期待を背負って挑んだ大会でしたが、まあこんなもんでしょう。まず1位通過でモロッコ、2位通過でブラジル、3位通過でフランスって、くじ運が悪すぎる。とはいえ、オランダ戦ではニ度先攻されても二度追いつき、前大会のコスタリカ枠、チュニジアには大勝し、スウェーデンとも手堅く引き分けてグループリーグを突破したのは成長でしょう。
歴代最長の任期を務めた森保監督ですが、今回のブラジル戦の采配を見て、ああ前大会ドイツ戦の狂った攻撃的采配は名波HCの提言だったのかもなあと思いました。
今後の展望としては、そろそろ漫画でなく現実でワールドクラスのFWが出てきてくれないかなあと思います。
社員R