一年に一度は登る山の一つに、札幌市南区にある八剣山が
あります。 (本当は観音岩山というみたいです)
この山は標高498mと、同じく札幌市内にある観光地の一つ「藻岩山」よりも
少し低くく、20分ほどで山頂まで行けてしまいます。ただこの山、手を
使わないと登れないほど急なところもあって、藻岩山よりも「山登りしてる」
という気持ちにさせてくれます。さらに、山頂付近には、両側が断崖絶壁になった
幅1メートルくらいのスリリングなコースがあり、「落ちたら最期」と思いながらその道を
歩くのも八剣山登山の醍醐味のひとつでありました。
(過去形なのは、先週末八剣山に行ったらその道の入り口にローブが張られて
いたからです。ついに誰かがあの道の危険性に気がついたのでしょう)
八剣山の中央登山口には「ワイルドムスタングス」という、乗馬ができたり
釣り堀で釣りができたり、ジンギスカンを食べられたりする施設があります。
私はだいたい南登山口から登って中央登山口に降りてくるのですが、
山から降りてきたところでぱっと視界が開け、そこで馬がポクポク歩いて
いるのを見ると、「ここは本当に札幌か?」と疑いたくなります。
車で少し郊外へ走るだけでこんな場所がある。これが札幌の魅力です。
YI