7年前に購入し、5年間放置していたネットワークHD「LinkStation HD-H250LAN」の電源を入れてみた。
普通に立ち上がった。普通に使えた。
最近iPad2を購入したので、何か面白いことが出来ないかと電源を入れてみたが、HD-H250LANはNW共有(smb)、FTPサーバーの機能しかない為、iPadで何かするにはイマイチ勝手が悪い。
やはりココはWebアクセス等、今風の「クラウドっぽく」するべきだろう。
いろいろとイジリ倒す為にはrootを乗っ取らなければならない。
iPhone、iPadでいうところの「JB」って奴です。
インターネット先生に伺うが、なかなか良い方法が見つからない。
というか無理?
諦めかけていたところで見つけたのが「FreeLink」というツール。
LinkStationのファームウェアを書き換えてしまうらしく、debianベースで作られているようだ。
これは使えそう。
早速ダウンロード。
Windowsから実行し、NW経由でファームウェアを流し込むようだ。
WindowsのFirewallを切らなければならなかったり、ファーム更新後のIPが固定の「192.168.110.150」(我が家は「192.168.20.***」)だったりと、なかなか苦労しながらも、なんとか書き換え成功。
この時点で眠っていたHUBを引っ張り出したりと結構な重労働に。
(HD-H250LAN本体の分解もしてたり…)
sshでの接続を確認。もちろんrootです。
さぁ、やりたい放題。
とりあえずはaptで最新状態に。
なんか失敗してます。
sources.listの情報が古過ぎるみたいです。(FreeLinkが結構昔に作られたので)
参照サーバーを替えたり、Keyのインポートしたりと、インターネット先生に教わりながら最新状態に。不慣れなdebianに苦戦。
結局、kernelは2.4止まり。まあ、古いハードだからしょーがない。
いよいよサービスを入れて行きましょう。
と言っても、ノープラン。何を入れれば良いやら。
手始めにコマンド操作が面倒臭くなってきたのでWebminを入れてみる。
なぜか重すぎる。使い物にならない。却下。
次に定番のsamba。これも自分で設定するには久しぶり。
昔の記憶を頼りに設定完了。Windowsとの共有はOK。
さて困った。ここで「やり切った感」が出てしまう。
このままsambaだけではLinkStationと変わらない。
まあ、ブログネタにはなったので、続きはおいおいやっていきたいと思います。
chojiro