2012.04.17
sai

仕様書のお話

このお仕事をしていると、必ず「仕様書」とか「設計書」に触れますよね。
そして大部分の人は「書く」という作業を行っているかと思います。

いきなりですが、私は面倒くさがり屋です。
簡単に済ませられるものであれば簡単に済ませたい。

この仕様書の作成も同じです。効率よく仕事をしたい。
効率=「いかに工数を掛けずに読み手に伝わるか」だと思っていまして。
いつのときからかそれを考えるようになりました。
だって、ドキュメント作成っていやですよね、面倒くさいですよね。
そして「その工数にお金ください」っていうと、「じゃいらないから割り引いて」っていわれたり。
不遇なんです。ドキュメント作成。

でも、システムは工業製品なので、設計書=仕様書のないものは論外だと思っています。

話を戻して・・・。
仕様書に限りませんが、よく「書き手の書きたいことは書いてあるが、読み手の知りたいことは書いてない」
といわれることがあります。
これを「いかに簡単に済ませられるか」が永遠の課題です。

いろいろな現場でいろいろなドキュメントに触れてきました。
「こんなんでいいのかよ!?」から「ここまで書くのかよ!?」まで。(わかりづらくて恐縮)
きっとたくさんの頭のいい人たちが「効率のいい仕様書」を考えてきたのだと思います。
だというのに私にそれが探せるのか・・・わかりませんが、

この仕事を引退する日に、後輩にそれが示せたらいいな・・・という、私の夢のお話でした。

sai

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