2014.01.16
yna

見積もりの訓練のためにFPを出してみた

 会社の中に「本当に使える見積もり技術」(https://www.amazon.co.jp/dp/4822277046)という、本が転がっていたので、ちょっと最近やった小さなプロジェクトで、ファンクションポイント算出してみた。

 テーブル個数が9個。入出力用のテーブルが2個、あと7個は参照オンリー。
 画面は4個ですが、AJAXなどを使っているので、すべての機能を分割して12機能程度。それぞれの機能ごとに、複雑さを勘案します。

  複雑さ  
        合計
外部入力 4 x 3 0 x 4 1 x 6 18
外部出力 6 x 4 1 x 5 0 x 7 29
外部参照 0 x 3 0 x 4 0 x 6 0
内部論理ファイル 1 x 7 1 x 10 0 x 15 17
外部IFファイル 7 x 5 0 x 7 0 x 10 35
総FP   99

 FPは99という値になりました。
 今回の開発では、言語はPHPですが、DAOやページ管理も含んだフレームワークを使っているため、似たようなレベルである、1FPあたりのソース行数javaのステップ数を援用して、35行/FPなので、予測3465行と予測。
 実際、php、js、テンプレートまで含めた行数が3500行程度と、ソース行数では大体違和感のない数字にはなりました。

 FPと人月計算は、難しいですね。軍事用のソフトウェアなんかは、1~5FP/人月程度、委託開発10~20 FP/人月。今回のシステムは委託開発なので、5人月。うーん、これくら貰えていれば、OKなのですね。

yna

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