この前見てきた富良野のラベンダー園の話やら先々週に聴きに行ったJOIN ALIVEの話やらをしようかと思ったのですが、先週末
「ママチャリレースあったから次回か次々回に誰かママチャリのこと書かないといけない雰囲気だよね」
って言ってたYIさんがママチャリレースのことを1ナノミリメートルも書いてくれなかったので今回はママチャリレースのことでも書こうかと思います。
北海道は十勝の更別村にある十勝スピードウェイというサーキット場では毎年「ママチャリ耐久レース」なるものが開催されています。今年は何年か振りにレース時間が8時間から12時間に戻ったそうです。
体育会系とそうじゃない系がスッパリと分かれているビットスターですが、体育会系の方々はそろそろ歩くだけでは満足できなくなったのか100kmウォーキングに加えて今年はこのママチャリレースにも参加することになりました。それだけなら良いのですが、今回はなんとあの「さくらのレンタルサーバ」などで有名な(ついでに去年から「さくらのクラウド」なんてサービスも始めている)あの有名なさくらインターネットさんと合同のチームで参加するとかしないとか……。
半信半疑になりながらも、非体育会系の自分はビットスター側の選手送迎スタッフとして十勝まで向かったのですが、色々と最初から最後まで大変でした。
まずレース自体が12時間という長さなのですが、開始時間が朝の11時。
それまでに十勝へ着かないといけない……かと思いきや、受付とママチャリの車検(ママチャリの定義についてはこちらのページに書かれているように色々と厳しいようです)が9時30分までなので、それまでにサーキットへ到着しなければなりません。
逆算すると……そう、岩見沢から出て9時30分に間に合うためには5時過ぎくらいには出ないといけないのです。
そんなこんなで当日朝早くに家を出て皆を拾って追分ICまで下の道を行き、
追分ICから道東自動車道の高速に乗り、
ニコラス・ケイジが出てくるC級映画の話なんかをしながら暫らく走り続け、
帯広JCTで帯広広尾自動車道へと入り、
幸福ICというなんとも完璧で幸福な香りがするICを下り、
ちょっと行く道を間違え、
謎のガムテープを買って来いという指示を受けてセイコーマートを探して追加で8kmくらい寄り道をして、
さらにまた更別村の長閑すぎる風景を眺めながら30分ほど進んで、
ようやく十勝スピードウェイに到着しました。
その後、前日入りしたメンバーと合流してテントを張ったり火を起こしているうちに開始の時間が。皆で第一走者のスタートを見届けに行きます。
スタートした瞬間、ものすごく楽しそうな笑顔でYIさんがママチャリを漕いでいきました。周りにビュンビュン抜かれながら。
スタート後は何周かしてから次の人へ交代してまた何周かしたら次の人へ……と順々に交代しながら、夜の12時までレースは続いていきます。
が、選手も当然ながら選手じゃない人たちにとってはずっとレースを見続けるのはしんどいので、ビールを片手に豆を焼いたり肉を焼いたりして思い思いに過ごしていました。
ところが途中から(予報にもあったのですが)雨が降り始め、どんどん天候が悪い方向へ……。
これ以上は色々と厳しいということで、ビットスターは今回、残念ながら途中でリタイアとなりました。
……と、この辺で結果を確認しようとした時に愕然としたのですが、自分は今この記事を書くまで、今回参加したママチャリチームの名前を知らされていませんでした。
(でもリタイアしたチームの中でITっぽい名前があったので一発でわかりました。チーム名が知りたい方はこちらで探してみて下さい。)
撤収後、飛び込みで予約ができた帯広駅近くの民宿がすごい「田舎のおばあちゃん家みたい」と皆絶賛していたり、夜の街に繰り出して場末感漂う酒場で謎の縛り付きカラオケ大会が開催されたり、翌日にチーズを買ったり本場(?)インデアンカレーを食べたり、他にも色々と波瀾万丈な話があるにはあったのですが、肝心のママチャリレースの内容が薄過ぎるのにこれ以上他のことを書くと何のブログ記事かよくわからなくなるので今回はこの辺で。
K.U.